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どうなる浦和?監督続投希望もクラブは…

 去就問題が浮上した浦和・エンゲルス監督(右)=さいたま市・大原サッカー場

 22日のアジア・チャンピオンズリーグの準決勝で敗れ、今季限りで解任される可能性が高いJ1浦和のゲルト・エンゲルス監督(51)が23日、さいたま市内で来季の続投を希望した。もっとも、クラブ側は今季終了後までのサポート方針を固めており、意見の食い違いが表面化した。

 両者の“言い分”はまったく違った。前夜の敗戦後、未明までフロント陣の緊急会談をもった中村強化本部長は「(練習前に)ゲルトと話をした。残りのリーグ5試合と天皇杯のために、現体制をサポートする。具体的な案は出ていないが、新潟戦(26日)後に現場から出てくると思う」と説明。エンゲルス監督との契約は09年シーズン終了後までだが、来季に関しては「今するべきではない」とした。

 7年ぶりの無冠危機に陥っており、来季の続投は絶望的な状況だが、指揮官は「(期待する)サポートは、来年のプランニング(=チーム編成)以外はない」と熱望している。大一番での敗戦により、一丸状態から一転、指揮官とフロントの思惑は平行線をたどっている。






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