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2008年11月28日(金) 19:15 |
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裁判員候補者への通知始まる
来年5月にスタートする裁判員制度で、裁判員候補者名簿に記載された人への通知が始まりました。岡山・香川で6320人に通知が届くことになります。
東京で裁判員候補者名簿に記載された人への通知の一斉発送が行われました。全国でおよそ30万人に発送され、29日以降、通知が届くことになります。 裁判員候補者は年に1回、原則全ての有権者を対象にくじで無作為に選ばれ名簿に記載されます。今回名簿に記載されたのは、岡山は3440人で460人に1人の割合、香川は2880人で290人に1人の割合となります。 候補者名簿へ記載された人へ届く通知書の中には、制度を漫画で説明した冊子や、調査票などが入っています。特別な理由があり辞退を希望する人は、調査表に記入して12月15日までに返送する必要があります。 今後は、制度開始以降に起訴された殺人などの重大な刑事事件で、事件ごとにくじで50〜100人程度が名簿の中から候補者として選ばれます。その時、仕事や介護などの理由で裁判に出席することができないと裁判所が認めれば、辞退することもできます。候補者は、裁判所で裁判長などの立ち会いの下、手続きを受け、最終的にくじで6人が選ばれます。 その責任の重さから参加したくないという声も少なくない状況で、いよいよ開始へ向けて本格的に動き始めた裁判員制度です。
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