2008年11月28日 21時35分更新
県内の先月の有効求人倍率は、1.13倍と前の月と比べて0.05ポイント低下し、これで5か月連続で前の月を下回っています。
岡山労働局によりますと、仕事を求める人1人に対して、企業から何人の求人があったかを示す有効求人倍率は、岡山県内で先月1.13倍でした。
これは前の月に比べ0.05ポイント低下し、これで5か月連続で前の月を下回りました。
新規の求人数はほとんどの業種で去年の同じ月を下回っていて、主な業種では運輸業が24パーセント低下したほか、卸売り・小売り業が13.9パーセント、飲食・宿泊業が9.5パーセント、それぞれ下回りました。
また県内のハローワーク別に見ると、岡山は1.13倍、倉敷中央は1.29倍と引き続き高い水準ですが、津山は0.78倍と低い水準となっています。
岡山労働局では「世界経済の悪化の影響が県内でも出始め、景気後退がうかがえる。今後、派遣労働者の契約の打ち切りでさらに雇用情勢が悪化する可能性があるので、再就職を支援して雇用の改善を図っていきたい」と話しています。