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 更新時間: 2008年11月28日21:58:48

岐阜県岐南町の前町長が汚職事件の起訴事実認める

岐阜県岐南町の前町長が、公共工事の入札で便宜を図る見返りに、土木業者から現金3000万円を借りたとされる贈収賄事件の初公判で、前町長らは起訴事実を全面的に認めました。収賄の罪に問われているのは、岐南町の前町長、片桐博彰被告(59)ら2人です。起訴状によりますと、片桐被告らは、去年3月、町が発注する土木工事の指名競争入札で、岐阜県関市の「山佐組」が指名業者に選ばれるように便宜を図る見返りに、現金3000万円を無利息・無担保で借りたとされています。岐阜地方裁判所で開かれた初公判で片桐被告らは、「間違いありません」と起訴事実を全面的に認めました。続く冒頭陳述で検察側は、「片桐被告が町長室で、建設課長に対し、『山佐組が仕事をできるようにしてやってくれ』と指示した」ことなどを明らかにしました。

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