“ルー大柴”の足元にも及ばない長井秀和。

（撮影：Techinsight編集部）

さきごろ米ニューヨーク留学帰国、離婚会見をしたタレントの長井秀和（３８）。不祥事→海外逃避→帰国謝罪会見→芸能界復帰　という、加護亜依みたいな経路をたどる長井。今後は今までの芸風を封印し、米留学で培ったアメリカ式のスタンドアップ・コメディーでやっていきたいという。「アノ人を参考に。」というということだが・・・。


高級ホテルの一室で、TBS「２時っチャオ！」やTBS「サンデージャポン」の取材陣が囲む中、神妙な面持ちでケジメを見せた長井だが、話を聞いてみると海外にいる間は自分の勉強の事ばかりで、日本に残してきた家族をほとんど省みない不誠実さ。離婚はたまりかねた奥さんから留学中に切り出されたという。

「家族には未練があるけれど自分のしてしまった事を考えるとしょうがない。」とあきらめる長井。どうしてもっと苦しいはずの家族のそばにいなかったのだろう。“男のケジメ”は身を引くことばかりでは無い。逃げずに土下座してでも謝り、家族にすがりつくこともできたはずだ。妻の心を動かすには、みっともない姿をさらす事も大事だったのではないか。

今の日本にはこうした「男の逃げ」による離婚が多い。「法律的な慰謝料はキチンと払う」という長井はまだマシだが、それすらしないで音信不通になる夫も珍しくない。生活のため働きづめの片親や、子供達のストレス。夫婦の離婚はあらゆる不幸を産む。

女ぐせの悪い部分は病気だが、決して粗暴な人間ではない長井。余計なお世話かもしれないが、もう一度家族とやり直せないのか。

「トゥゲザーしようぜ!!」など、英語と日本語を組み合わせた可笑しな“ルー語”で人気なルー大柴を、長井は今後目標にしたいと言うが、見くびらないでほしい。ルー大柴がお茶の間で大人気なのはなにもルー語が面白いからだけではない。ルー大柴は何十年も変わらぬ愛妻家であり、絶対的な家族主義が根底にある。お茶の間はいつでも安心してルー大柴を迎える事が出来るのだ。その所、今の長井は「ルー大柴の足元にも及ばない。」英語よりも自分自身を見直すべきだ。

「日本人は車や最先端の技術を輸出したのに、アメリカが日本にもたらしたのは、ジャンクフードとメタボリック・シンドロームだ。」（会見場で長井が英語で語ったギャグ。）

といった、社会的な目も今回の留学で養えたのなら、今後はうかつな行動をとると自分はどうなってしまうのか、それもちゃんと客観視すればいい。長井に期待する事は何も無い。本当に「スタンドアップ・コメディー」とやらが面白ければ、自然と浮き上がってくる。本来お笑いとは、そういうものなのだ。

・ TBS「サンデージャポン」
・ TBS「２時っチャオ！」

（編集部：クリスタルたまき）

・帰って来たはいいけれど・・・。前途多難な長井秀和の今後。
・【どっちが勝ち組でショー！】「関根 勤VSルー大柴　心はいつも中学生！陽気なお父さん芸人なかよし対決！」
・真木よう子も出演していた　『パッチギ！』 が見たい。
・「性格ゲキ悪もそっくり！？ミス・キャンパス逃した山ピー妹、山下莉奈」

-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan（テックインサイトジャパン）はコチラから！