ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]

ジャンル
サブジャンル

テクノロジー

ニフティの偽サイトが再発見 複数の個人情報を抜き取る手口に

11月28日17時24分配信 ITmediaエンタープライズ


ニフティの偽サイトが再発見 複数の個人情報を抜き取る手口に

偽サイトのイメージ(ニフティ提供)。「デザインなどはほぼ同じ作りをしている」(ニフティ広報)ため見分けが付きにくい。通常のログイン画面では現在、「やめよう!同じパスワード」という呼び掛けとリンクが掲載されている

 ニフティは11月27日、同社の「@nifty」のサイトを装ってIDやログインパスワードを入力させる偽サイトを発見したとして、ユーザーに注意を促した。

【他の画像を含む記事】

 この偽サイトは、@niftyメールのログイン画面に似せた作りで、@niftyのログインIDとパスワードを入力する項目がある。これらを入力すると、パスワードが違うとして再度情報の入力を促す画面が表示される。「違うパスワードを入力させることで、@nifty以外のIDやパスワードを抜き取ろうとする手口」(ニフティ広報)という。

 @niftyのサービスでは、ログインしてから一定時間が経過したり、より強いセキュリティを必要とするページにログインしたりする場合には、パスワードの再入力が必要になる。このことを逆手にとって、ユーザーに複数のパスワードを入力させようとする仕組みだ。

 @niftyの偽サイトは過去にも発見されており、ニフティは1月31日と10月20日にそれぞれ注意を喚起している。「過去の偽サイトでは、個人情報を入力してログインをすると、ページがつながらない形式だったが、今回はパスワードが違うという画面を表示するもの」(ニフティ広報)に変化しているという。

 過去の偽サイトは、フィッシングメールから偽サイトへの誘導をする形式だった。メールの本文には「パスワードの有効期限が切れたので再確認をしてください」といった記述とURLが記載されている。このURLにアクセスすると、偽サイトにつながった。「今回新しい形式の偽サイトは発見できたが、フィッシングメールの確認はできていない」(ニフティ広報)状態だ。

 @niftyのログインIDおよびメールのパスワードに有効期限はない。同社は、不審なメールを受け取った時は、@niftyID、ログインパスワードを入力しないようにするほか、パスワードを定期的に変更することを呼び掛けている。

【関連記事】
→ 「偽サイト」 最新記事一覧
→ 「パスワード」 最新記事一覧
<Update>:UFJカードを装った偽サイトが出現 現在はアクセス制限
マルウェア配布が目的:YouTubeの偽サイトを作るアプリ出現
PSPやスラムダンクも餌に:「道ばたのペットボトルを飲みますか?」――ワンクリック不正請求にだまされるな

最終更新:11月28日17時24分

  • ソーシャルブックマークへ投稿 5
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • みんトピに投稿
  • はてなブックマークに追加
  • newsingに投稿
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿
  • Choixにブックマーク
  • イザ!ブックマーク
ソーシャルブックマークとは

この話題に関するブログ 9
主なニュースサイトで nifty の記事を読む
みんなの感想 この話題についてみんながどう感じたかわかります。

みんなの感想(話題ランキング)


提供RSS