秋月でホタルの乱舞
クリスマスツリーみたいと娘が言います。家族でふと思い立ち、ホタルを見に出かけました。どこに行こうとも決めずに、おそらく水がきれいなところと思い浮かんだのが、朝倉の秋月。筑前の小京都と言われ、黒田藩の歴史を自然に感じさせる町は、水の音を印象に優しく残します。
いざ行くと、思ったとおりの素晴らしい空間…目の前をホタルが飛び交い、木々に止まったホタルが天然のクリスマスツリーを作り上げていました。ホタルは短い寿命だそうですが、その光り方は、光を増し、光を落とし、また光を増し、光を落としと繰り返し、まるで呼吸をにあわせ光りを放っているようです。自然に触れたひととき、こころ穏やかになるひとときでした。