2008年11月27日
大宮駅周辺の将来像 構成案示す
さいたま市の「大宮駅周辺地域戦略ビジョン策定委員会」が27日、開かれ、駅周辺の将来像とまちづくりの方向性を示す構成案が示されました。3回目となる27日の委員会では、10月、2回行われた市民を交えた意見交換会での考えや意向を反映した案が示されました。案では、大宮駅周辺地域の将来像を、全国の十大都市の「顔」となるまち、おもてなし、あふれるまち、それに、氷川の杜継ぐまちの3点としています。そして、まちづくりの具体的な方向性については、駅を中心とした半径500メートルを「おもてなし空間」として、業務・商業を集積するとともに、交通を抑制した歩行環境を整備する、としています。また、おもてなし空間のうちに、「街の顔」となるシンボリックな景観を作ることなども挙げられました。委員会では、来年2月にビジョンの原案を中間発表し、来年度末にも地域戦略ビジョンを策定する方針です。