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李大統領「国難の時は命投げるのがソンビの道理」

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日「国が難しい時、人気にこだわらずに改革しなければならない」と話した。

 李大統領は大統領府で、ハンナラ党の朴[火喜]泰(パク・ヒテ)代表をはじめとする最高委員と朝食会談を行い、「孔子の言葉に、『見利思義見危授命』(国が貧しい時命を投げ、利益を見れば義を思う)という話があるように、国が危機に会えば命を投げるのがソンビ(士)の道理だ」として、このように強調した。

 朴代表は「李大統領が国家百年の大計を考え、丈夫な基礎から固めていくという決然とした意思を見せた」と雰囲気を伝えた。

 李大統領は国会法案処理に関して「10年前、外国為替危機の時、労働法と金融改革法を正しく処理できず、海外投資者などの不信を買った」として、「今回、様々な国が私たちを注目しているので、規制改革法案が必ず通過できるようにしなければならない」と求めた。

 李大統領は「経済難克服のために財政の早期執行が必要だ」という許泰烈(ホ・テヨル)最高委員の建議を受けて、「国会で来年度予算案だけ通過させてくれれば、確実にはやく執行されるようにする」と約束した。

 李大統領は景気が悪くなれば、韓国も来年から、米国のように大量解雇事態になる可能性があることを憂慮したと、ある最高委員が伝えた。

 李大統領は来週初め、与野党3党代表と会見する予定だ。大統領府核心関係者はこの日、記者らと会って「来週初め、与野党3党代表を招請して、G20金融首脳会議とアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議の結果を説明し、経済危機克服のための超党派的協力を頼む」と明らかにした。

韓国速報 08/11/28