日本の童謡に「かあさんの歌」というのがあります。
昭和30年代にできた曲ですが、麻(大麻)は日本では本当に身近で愛されていた植物だったのだなーと感じます。みなさんも子供の頃、歌ったり聴いたことはありませんか?
窪田聡 作詞/作曲 かあさんは麻糸つむぐ |
かあさんのあかぎれ痛い 生味噌をすりこむ 根雪もとけりゃもうすぐ春だで 畑がまってるよ 小川のせせらぎが聞こえる 懐かしさがしみとおる 日本のうた ふるさとのうた100曲 株式会社講談社 発行 参照 |
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作詞の窪田聡さんは、高校卒業の時、進路をめぐって母親と対立したことから、家を飛び出したといいます。しかし、お母さんは息子の身を案じて行方を捜しだし、衣類や、食べ物、ビタミン剤を送ってくれたといいます。そうした中から生まれた歌が、この、かあさんの歌だそうです。