50.000種の産業利用ができる究極のバイオマス・エネルギー「麻」

日本の童謡に「かあさんの歌」というのがあります。
昭和30年代にできた曲ですが、麻(大麻)は日本では本当に身近で愛されていた植物だったのだなーと感じます。みなさんも子供の頃、歌ったり聴いたことはありませんか?

窪田聡 作詞/作曲
(原詩・かあさんは夜なべをして)

かあさんが夜なべをして 
手袋編んでくれた
木枯し吹いちゃ冷たかろうて
せっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く
いろりの匂いがした

かあさんは糸つむぐ
一日つむぐ
おとうは土間で藁打ち仕事
お前もがんばれよ
ふるさとの冬はさみしい
せめてラジオ聞かせたい




かあさんのあかぎれ痛い
生味噌をすりこむ
根雪もとけりゃもうすぐ春だで
畑がまってるよ
小川のせせらぎが聞こえる
懐かしさがしみとおる

日本のうた ふるさとのうた100曲 
株式会社講談社 発行 参照

作詞の窪田聡さんは、高校卒業の時、進路をめぐって母親と対立したことから、家を飛び出したといいます。しかし、お母さんは息子の身を案じて行方を捜しだし、衣類や、食べ物、ビタミン剤を送ってくれたといいます。そうした中から生まれた歌が、この、かあさんの歌だそうです。