27日夜、宮城県にある東北電力の女川原発で、ガスバーナーで溶けた金属がアルミテープに引火する火災がありました。女川原発での火災はここ2か月で3度目です。
「心より改めておわびを申し上げる次第であります」(東北電力、斉藤恒夫 副社長)
27日午後5時50分ごろ、宮城県の女川原発1号機の原子炉建屋で、ガスバーナーを使って配管を支える金具を切断する作業中、溶けた金属が垂れて、防火シートを固定するアルミテープに引火しました。
火はまもなく消し止められましたが、テープが焼けたほか、防火シートの一部が溶けました。
この火災で外部への放射能漏れなどはなく、けがをした人はいませんでした。
女川原発での火災はここ2か月で3度目となり、東北電力は先日まとめたばかりの再発防止策を見直す方針です。(28日01:30)