地域医療を県民一体で ・・・ 19:45 更新

深刻な医師不足など、厳しい環境にある地域医療を、県民が一体となって守ろうという運動がスタートし、推進会議が設立されました。
推進会議は県内の保険医療、産業、学校、行政など様々な分野の、83団体で構成されます。今日は発起人を代表して、達増知事があいさつしました。達増知事は自ら設立の趣旨を説明し、「県内で年間4万件を超える救急搬送のうち、およそ4割は症状が軽い」などといったデータを紹介しながら、「少ないスタッフで対応している勤務医が疲弊している。自分の健康は自分で守る認識を」と訴えました。また県立宮古病院の菅野千治院長が、医師不足の現状などを報告しました。推進運動は地域医療への理解や、かかりつけ医の普及など、意識の啓発を目的に平成23年度まで展開され、来年2月には盛岡でシンポジウムも予定されています。

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地域医療を県民一体で

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