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2008/11/25 12:33 KST
女性運動家が一堂に、昌原で世界女性人権大会開幕
【昌原25日聯合】世界の女性の人権伸張と両性平等を通じた共生の共同体構築を目指す「2008慶南世界女性人権大会」が25日、31カ国・地域の女性運動家ら2000人余りが集まる中、慶尚南道・昌原コンベンションセンターで開幕した。開幕式には申恵秀(シン・ヘス)委員をはじめ5人の国連女性差別撤廃委員、女性部の辺道潤(ビョン・ドユン)長官、金台鎬(キム・テホ)慶尚南道知事ら関係者や来賓、100人を超える海外の女性運動家らが出席した。

 「女性の人権と相生の共同体」をテーマに27日まで開催される同大会は、植民地と同族間戦争、軍事政権の経験と傷を抱える韓国の地方自治体が主催したという点で、国内はもちろん海外の女性界と人権運動家らから関心を集めている。

 開幕式後、出席者らはワークショップに参加し、初日は「暴力と性搾取の根絶」「戦争と女性暴力」「女性の経済活動活性化」に関連した発表と討論を行う。26日には「移住女性の人権保障」「女性障害者および少数の女性の人権保障」「政策決定への同等な参加」に関するパネルディスカッションが行われるほか、女性差別撤廃条約に対する理解を深めるため、5人の国連女性差別撤廃委員がパネリストとして参加する討論会も開かれる。

 大会期間中には国内外の女性人権専門家42人のテーマ発表や事例発表が行われる。閉幕式では女性人権の問題点と大会の成果を盛り込んだ慶南女性人権宣言文が発表される。

参加した国連女性差別撤廃委員ら=25日、昌原(聯合)