女子プロゴルフの今季最終戦リコーカップが、27日、宮崎CC(宮崎市)で始まりました。賞金総額1億円、優勝賞金2500万円をかけたリコーカップには、今シーズンのツアー優勝者と賞金ランキング25位までの選手、合わせて27人が出場しています。注目は、先週今季初優勝を飾り、賞金ランキング2位に浮上した横峯さくら。今大会の優勝と逆転賞金女王を狙う横峯は、1番、2番とバーディーを奪い、順調なスタートを見せますが、6番では、痛恨のダブルボギー。しかし、横峯は、9番ロングホールで、バーディーを奪い出入りのはげしいゴルフ。結局、横峯は、5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーのトータル1オーバー!トップと4打差の12位タイと出遅れました。(横峯さくら選手)「前半ボギーもあったり、ダブルボギーもあったりしてちょっと苦しかったなっていう展開だったんですけど、1オーバーで耐えたな、今日はそういう感じたったので、あしたはアンダーパー目指して頑張りたいなと思ってます」一方、賞金ランキング3位で、大会連覇の期待がかかる古閑美保は、パットに悩まされて、我慢のゴルフとなり、横峯と同じく、1オーバー、12位タイで初日を終えました。(古閑美保選手)「ちょっと感覚が今日は悪くて、最後までそれを引きずったような感じでまぁしょうがないです。あしたもボンミスをしないように頑張っていきたいです。」初日は、韓国の宋(ソン)ボベが、3アンダーで単独トップに立ちました。2打差の2位タイには、賞金ランキングトップの韓国・李知姫(イ・チヒ)を含め、韓国人選手3人と、三塚優子が入っています。上田桃子は、16位タイと出遅れています。
高知県で始まった、男子ゴルフ「カシオワールドオープン」。延岡市出身の甲斐慎太郎選手は、トータル3アンダーの5位タイと好位置に付けています。ダンロップフェニックスで2位に入った注目の石川遼選手は、トップと4打差の20位タイとなっています。
12月1日、ダイエー都城店の跡地にオープンするイオンモール都城の店内が、27日公開されました。オープンするのは、「イオンモールMiELL(ミエル)都城駅前」で、都城初のモール型の大型ショッピングセンターとなっています。27日は、12月1日のグランドオープンを前に、報道陣に店内が公開されました。施設は、延床面積が約6万4千平方メートル、95の専門店が出店する他、全国のイオンモールでは初めて、ダイエーが核テナントとして入るのが特徴です。また、約1700台分の無料駐車場も備えられています。イオンモールでは、小林市から鹿児島県志布志市までの11万世帯を商圏に、年間650万人の来場者を見込んでいます。(イオンモールMiELL都城駅前・野口誠ゼネラルマネージャー)「エリア的に切磋琢磨して、(都城)エリアが強くなれば、逆に小さなエリアで戦わず、大きくなれば、そのエリアが活性化する。切磋琢磨することで楽しい街になる」700人以上が新規雇用され、経済波及効果も期待されている「イオンモールMiELL都城駅前」。グランドオープンは、12月1日の午前9時からです。
県内のレギュラーガソリンの平均価格は、16週連続で値下がりし、約8か月ぶりに1リットル120円台となりました。一方、冬場に欠かせない灯油も下がり続けていて、家計にとっては、うれしい値下がりとなっています。石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの平均価格は、25日現在、1リットルあたり127.4円と、前の週より、4円値下がりしました。下落は、今年8月中旬から16週連続で、暫定税率の期限が切れた今年4月以来、約8か月ぶりに、120円台となりました。(ドライバーは)「今は不景気な時代で、どうしても経費節約になるので、ガソリン代が下がることは、金額的に大きいのでプラス」一方、これから寒い季節に欠かせない灯油の店頭平均価格も、14週連続で下がっていて、18リットルあたり、1556円となっています。冬本番を前に、消費者からは、灯油価格の下落を歓迎する声が聞かれます。(客は)「(灯油は)使いますよ、朝から焚いている。寒くなってきたから、安いのは助かる」県石油商業組合では、「来月も、若干の値下げはあるものの、今月のような大きな値下げ幅ではない」と予測しています。
上京中の東国原知事は、27日も、国に対し、地方の厳しい実情を訴えました。27日、知事が向かった先は、総務省と国土交通省です。東国原知事は午前中、鳩山邦夫総務大臣を訪ねました。この中で、東国原知事は、「追加経済対策は、地方に優先的に配分してほしい」、「地方交付税を減らさないでほしい」などと訴え、地方財政に配慮するよう要望しました。(東国原知事)「今回の追加の経済対策も、地域、地域という言葉が、何回も出てきて、そういったものに充分配慮して、軸足をおいて考えるという、前向きな返答をもらった」そして午後からは、国土交通省が設置した「国土交通アドバイザー」の初会合に出席しました。国土交通アドバイザーは、国交省が抱える課題に外部から助言する有識者でつくられ、東国原知事やトヨタ自動車の奥田碩相談役、それに、増田寛也前総務大臣ら11人がメンバーとなっています。東国原知事は、全国の知事の中で唯一メンバーに選ばれていて、27日は、金子一義国土交通大臣を交え、道路特定財源の一般財源化と今後の道路整備のあり方について、意見交換しました。
岩切章太郎賞の記念植樹が、宮崎市役所で行われました。観光振興の功績をたたえる「岩切章太郎賞」は、20回目の今年度が最後となり、27日は、最後に受賞した日南市を代表して、谷口市長が記念の植樹をしました。27日の植樹で、岩切章太郎像の周りには、歴代の受賞者が植えてきた20本の記念樹が並びました。
トンネルじん肺訴訟の第3陣が、全国一斉提訴です。提訴したのは、トンネル工事でじん肺になった元作業員など、全国154人で、ゼネコンに対し、1人当たり3300万円の損害賠償を求めています。このうち、県内の原告は、元作業員と遺族の合わせて9人で、宮崎地裁に訴えを起こした後、集会を開きました。原告らは、じん肺を発症した作業員が、早急に補償を受けられるようゼネコンに、トンネルじん肺基金の創設を求めることにしています。
地元の農産物を知ってもらおうと、日南市の吾田中学校で、生産者などを招いて、交流給食会がありました。このうち1年A組では、ピーマン農家から、栽培方法やハウスの暖房で使われている木質ペレットについて、説明を受けながら、ピーマンを使った料理を一緒に食べ、交流を深めていました。日南市は10月、学校と家庭が一体となった「食育推進計画」をまとめ、地産地消の普及をめざしています。
延岡市北浦町で、「ひむか本サバ」の養殖に取り組む団体が、今年度の内閣総理大臣賞に輝き、延岡市の首藤市長に、27日、受賞が報告されました。内閣総理大臣賞を受賞したのは、延岡市北浦町の養殖業者でつくる「北浦養殖マサバ協業体」で、県産ブランドの「ひむか本サバ」の養殖に取り組んでいます。今回は、その飼育技術と経営が高く評価されたもので、権威ある「農林水産祭」の水産部門で、最高位に次ぐ、内閣総理大臣賞を受賞しました。受賞の喜びを報告するメンバーに対し、首藤市長は、「延岡の誇りです。次のステップに向け、頑張ってください」と、ねぎらいの言葉をかけていました。(北浦養殖マサバ協業体・中西茂広代表)「今、特に、食の安全でいろいろ問題が起きているので、宮崎の名に恥じないように、良い魚をどんどんつくっていきたいと思っている」ひむか本サバは、薬を使わずに育てられ、肉質も良いことから人気が高く、全国各地に出荷されています。
小林市の細野小学校では、児童たちが、乳しぼりに挑戦しました。これは、小林市酪農青年部と細野小学校が、食育の一環として、去年から行っているものです。児童たちは、酪農家に教えてもらいながら、牛の乳しぼりを体験していました。(児童は)「暖かくて、なんか気持ちがよかった。」「搾ってみる時に、最初は出なかったのに、思いっきり出たのが面白かった。」学校側では、こうした体験を通して、「命の大切さや食べ物のありがたさを感じて欲しい」と話していました。