2008年11月27日 22時21分更新
インド西部のムンバイで起きた同時テロ事件で、犠牲者の数は、日本人男性1人を含め100人を超えています。
このうち、犠牲となった日本人男性の津田尚志さんは(つだ・ひさし)岡山県真庭市出身で、会社の仕事で現地に出張していてテロに巻きこまれました。
昨夜遅くインドのムンバイで「タージ・マハル・ホテル」や「トライデント・ホテル」などの高級ホテルをはじめ▼鉄道の駅など合わせて少なくとも7か所が銃や手投げ弾などで武装したグループに相次いで襲撃されました。
ムンバイの警察当局は、NHKの取材に対し、これまでに外国人6人を含む101人が死亡し、210人以上がけがをしたとしています。
このうち、三井丸紅液化ガス社員で真庭市出身の津田尚志さん(38歳)は仕事でムンバイを訪れ、「トライデント・ホテル」にチェックインする際に、銃撃を受けて死亡し、津田さんの同僚の日本人男性も左腕に軽いけがをしたということです。
津田さんの真庭市月田の実家にはけさ5時すぎに東京に住む津田さんの妻から事件についての連絡がありました。
さらに津田さんの勤務先からも連絡がありこのなかで会社の担当者は「尚志さんが出張先のインドで襲撃にあって病院に運ばれたが死亡が確認された」と述べたと言うことです。