青森県弘前市などでパチンコ店を実質経営する同県内の業者が04〜06年に2億数千万円の所得を隠し、約1億円を脱税した疑いが強まったとして、仙台国税局と青森地検は27日朝から、所得税法違反の疑いで店や同県五所川原市の業者宅を家宅捜索した。青森地検が業者を事情聴取し、容疑が固まり次第、逮捕する。
仙台国税局と青森地検は、所得隠しの額と脱税額がさらに膨らむとみている模様だ。パチンコ店も脱税していた可能性があるとみて、法人税法違反でも調べるとみられる。
関係者の話を総合すると、脱税の疑いが持たれているのは、弘前市のパチンコ店を実質経営する男性と、その息子。