◇インド・ムンバイのテロ事件
Q:インドのムンバイの事件ですが、すでに総理コメントが出ていますが、今後の政府の対応については。
A:対応は、人質っていう話もありますけど、現地は混乱している。情報が、情報収集を確実にすること。邦人いるのかいないのか全然不明、分からない。とにかく情報収集と、もしいた場合の対応を指示したところ。
Q:朝早く?
A:ずいぶん早かったねえ。
◇国会会期延長
Q:公明党の太田代表と国会会期の話をしたようですが、どのような話を。
A:会期は基本的に今の重要法案、金融強化法、油の話の2つはこのまま行きますと会期末までに間に合いそうにないので延長せざるを得ないという話をした。正確な日にちは官房長官が2時に申し入れる。
Q:2回まで延長できますが、1回で終わらせるか、2回も視野に入れているのか。
A:相手のある話ですから。
◇国籍法
Q:国会で審議されている国籍法改正案についての考えを。
A:これは今、国会に任せておりまして、いろいろなご意見ありまして、国会の審議を見守りたいと思っています。
◇ODA増額
Q:茂木氏らに対し、総理は昨日、ODA増額と受け取られる発言をしたのですか?
A:基本的には今年と同じでも、ドルが下がった分だけ増額になると。ドルベースで言いますと、同じでも増えるんですよ。それが基本。なんとなく混乱しておられるのか、わざと混線しておられるのか、ODAは国際的に高く評価されているんですよ。このところ下がりっぱなしで、下がりに下がってきたから、40%ぐらい下がったかな。国際的にも非常に評価が高いので、そこんとこを勘案しないといけないかなと思う。
Q:財政再建とODA増額の整合性をどう取るのですか?
A:それは国際的評価と財政再建とバランスをとります。
Q:2006年の骨太の方針との関係は?
A:今と同じ話です。
◇経済財政諮問会議での発言
Q:諮問会議の議事録が公開され、総理の発言について与野党から批判が出ています。
A:それは前の部分と前後の部分を切って話を作っておられるんですな。今、病の床にある方の気分を害したというなら、その点はお詫びします。ただ、趣旨は予防というのを全然考えていない今の制度というのはいかがなもんかというんで、健康管理に注意する人と、しない人、きちんとしている人としていない人、すごい差が出てくるんで、君も将来考えた方がいいよ。ふしらな生活をしていると。きちんと予防すべきだというのが趣旨だ。
そこのとこだけ切り取られていうと、そこだけ読まれていかがなものか。そこだけ読まれて気分害されたのなら謝りますが、いきなり追突されて脊髄損傷とか先天的なモノとか人によって状況は違いますから、同窓会で同じような状況でも会うとえらい差が出る。予防や健康管理をしているかでえらい差が出る。予防にもっと力入れることによって差が出る、もっと医療費全体を抑制できる、その一部だけがおたくの新聞に出たんだろうと思います。
2008年11月27日