ロックユニット、B’zが12月10日に幻のライブ映像を集めた3枚組DVDを発売することが26日、分かった。「B’z LIVE−GYM Hidden Pleasure〜Typhoon No.20〜」(8190円)のタイトル通り、映像商品化されなかった未公開映像からえりすぐりの名シーンを、3時間44分にわたり収録した。
所属するビーイングによると、同社の倉庫に眠っていた1992年から今夏のツアーまで、約400本、5000時間に及ぶ膨大な映像から、ファンの間で伝説となった名シーン30曲を厳選。
なかでも目玉は、日本のアーティストで初めてスタントショーをライブ演出に取り入れた03年・東京ドーム公演の「アラクレ」だ。稲葉浩志が熱唱し、松本孝弘が激しくギターを奏でるその上空で、スタントマンがモトクロスバイクを走らせる圧巻映像は見応え十分。
ほかにも、時速20キロで高速回転する円形ステージ上で聴かせた05年・東京ドーム公演の「juice」、豪雨に打たれ稲妻が光る極限の状況下で披露した00年・千葉マリンスタジアム公演の「RING」など、どれもファンの目に焼き付いて離れない貴重映像ばかり。
96年のツアーでオープニング映像用に製作したB’zが出演するカーチェイス・アクションムービーなど超お宝映像が特典として付く。