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三笠フーズと“癒着”?額に汗の農政事務所

 事故米を不正転売していた三笠フーズ(大阪市)から接待を受けていた元課長(62)が勤務していた農林水産省近畿農政局大阪農政事務所(大阪市中央区)。15日朝から、幹部職員が大阪府内で農業コンサルタントをしているという元課長から電話で聞き取りをした。

 元課長は接待を認めたといい、松浦克浩所長は、報道陣に「不正流通の解明に全力を挙げている中で、おわびしたい。公務員としてあるまじき行為だ」と額に汗を浮かべながら、終始戸惑った様子だった。

 事務所によると、元課長は2004年から消費流通課長に就き、06年3月に退職。消費流通課は、米流通業務全般を管轄し、政府が保有する輸入米や備蓄米の販売、入札や業者への監督指導を担当しているという。

 ほかの職員の同席について松浦所長は「元課長だけだった」と否定。「三笠フーズは政府米の買い受けをお願いしているところ」と説明した。

 恒常的な接待が農政事務所にあったのではないかなどの問いには「確認作業中」「調査中」を繰り返した。

[ 2008年09月15日 14:30 ]

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