事件の概要
1.石原東京都知事が「救う会東京」の集会にて韓国併合について発言(2003年10月28日)
集会の中で都知事は日韓併合について触れ、「私はその日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはないが、
どちらかといえば彼らの先祖の責任であって、植民地主義といっても、もっとも進んでいて人間的だった。」との発言を行いました。
この発言のソース:【asahi.com】
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2.2003年10月29日 それを聞きつけた在日韓国系団体が抗議を行います。(2003年10月29日)
3.定例記者会見において「1.韓国併合の発言」についての質問をします。(2003年10月31日)
共同通信や毎日新聞が都政とは関係ない「1.韓国併合についての発言」に関する質問を繰り返し行います。
「どこかの新聞が例によってたきつけたんだな※2.在日韓国系団体の抗議、マッチポンプで。どこかな、毎日新聞か。
よっぽど取材能力がないのか、歴史を知らないんだな」 「(再度質問する毎日新聞に対し)また毎日か。」
ソース:都知事定例会見動画
4.TBSの番組サンデーモーニングにて都知事の発言を捏造して報道します。(2003年11月2日)
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番組内で編集された「1.日韓併合についての発言」のVTRを流して都知事の発言を この捏造された発言を元に出演者による石原都知事のバッシングが始まります。 |
4−2.TBSの次番組サンデージャポンでは都知事の発言通り放送(2003年11月2日)
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同局のサンデージャポンでは「私は日韓併合の歴史を100%正当化するつもりはない。」と放送 |
5.TBSサンデーモーニングにて謝罪、解説を行いました(2003年11月9日)
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はい、えー、まずこちらをご覧頂きたいと思うんですが、間違った部分は、 石原知事が「私は日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」 はい、お聞きのように今回のミスは知事のお話の全体の、全体の流れを正しく捉えていれば起きえないものでした。 しかし今回は、最初の誤ったメモを信じて編集作業が始まり、放送前のチェックでも見過ごし、 結局、誤った文字スーパーを放送してしまいました。 音声を故意に絞ったり、加工したのではないかというご指摘を受けましたが、そうした事実はありませんでした。 しかし文字スーパーの間違えという謝罪しか行わず、音声を絞ったことやバッシングに対しての謝罪や訂正報道は行われていません。 |
6.石原都知事が知事特別会見でTBSの発言捏造問題について言及(2003年11月11日)
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朝日新聞、東京新聞、毎日新聞でさえここはちゃんと報道したのに 史実に対する私の解釈前に『私は日韓合併を100%正当化するつもりはない』という発言を 『つもりだ』とテロップまで添えて放映した。 小さいが大事なことですが、私が『するつもりはない』と発言したことは 各方面で伝えていることです TBSは意図的に音声を編集して発言の内容と異なるテロップを重ねることで 事実をネじまげる報道をしたと言わざるを得ない。出演者は虚構の世界を築いた。 でっち上げて世論を誘導しようとしているとしか言いようがない 私が使ってもいない言葉を無理矢理くっつけてテロップで同様の扱いをしている 覚えている諸君も居るでしょうが、定例記者会見の「あまり騒ぎにならなかったな」 という台詞も、毎日新聞の記者に皮肉半分で言った言葉だが TBSの論調に都合の悪い部分を削除している 番組の中では日本の植民地政策の発言としてまったく事実と異なる形で紹介されていて 悪質な捏造の意図を感じざるを得ない 【石原都知事公式サイト】 【googleキャッシュ】 【webarchive】 |
7.警視庁 石原知事の告訴状を受理(2004年2月9日)
石原慎太郎東京都知事は9日、日韓併合に関する知事の発言を扱ったTBSの番組「サンデーモーニング」の報道が
名誉棄損に当たるとしてTBS内の氏名不詳者を警視庁に告訴し、受理されたと明らかにした。
TBS広報部は、告訴の確認はしていないが事実ならばとした上で「訂正放送や謝罪をし、知事からの手紙にも答えてきた。
それが受け入れられなかったのは残念。当局の捜査には全面協力するつもりだ」とのコメントを発表した。
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