元BC級戦犯に給付金 民主法案、朝鮮半島出身ら民主党は29日、太平洋戦争後にBC級戦犯として処罰された朝鮮半島、台湾出身者に給付金300万円を支給するための特別給付金支給法案を衆院に提出した。 法案提出者の泉健太衆院議員によると、対象は朝鮮半島出身者148人、台湾出身者173人の合計321人。本人が刑死やその後死亡した場合は遺族が請求できる。 朝鮮半島出身の元BC級戦犯をめぐっては、韓国政府が2006年、戦争被害者として認定したため、遺族が公の場に出られるようになり、日本政府に補償を求めている。ただ、韓国内では「対日協力者」と批判されることもあるため、泉氏は「請求者は半数ぐらいと予想される」としている。 民主党は今後、各党に呼び掛け、法案成立を目指すとともに、必要であれば修正にも応じる構えだ。
【共同通信】
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