無年金扱いの93歳女性死亡 社保庁ミス、不支給1千万円超
原則25年の公的年金の最低加入期間を満たし受給資格があったのに、社会保険庁のミスによる記録漏れで受給資格のない無年金者とされた35人のうち、93歳の女性が総額約1200万円とみられる全額を受け取らずに死亡していたことが25日、分かった。同様に無年金者とされた84歳の女性ら3人が既に死亡しており、死亡者は計4人。受給できなかった総額が1000万円を超えるとみられるのは初めて。
関連ニュース
- <年金不正>消された記録/下 徴収率アップを指示 「見せかけ」に血眼(毎日新聞) 11月20日 13:00
- 年金記録回復、1千万円以上4人 最高は1622万円(朝日新聞) 11月18日 15:58
- 時効で年金365億円受け取れず 07年度、申請遅れ2万件超(共同通信) 11月14日 19:00
- 年金未払い訴訟 国に15万支払い命令 神戸地裁(神戸新聞) 10月31日 12:25
- 無年金から脱出35人 記録発見、年平均60万円受給(朝日新聞) 10月29日 15:05
関連写真ニュース
定額給付金、迅速さ優先し一律支給で=財務・金融相 11月4日(火) 12時07分 (トムソンロイター) |
過去1時間で最も読まれた政治ニュース
- 首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言(読売新聞) 11月26日 23:36
- 対外イメージを壊す政治家たち:金子将史(PHP総合研究所主任研究員)(Voice) 11月26日 19:40
- 「何もしない人の分なぜ負担」=高齢者医療費で発言−首相(時事通信) 11月27日 2:30
- 「首相の言葉はウソ」小沢代表、党首討論に意欲(朝日新聞) 11月26日 19:11
- 甘すぎる省庁の自己評価、評価委が総務相に改善要求(読売新聞) 11月26日 20:49