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大阪市立高校2教諭、日常的体罰・女生徒風呂場のぞく?

2008年11月27日

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 大阪市鶴見区の市立汎愛高校(小森園誠校長)は26日、剣道部顧問を務める2人の男性教諭が、部員を平手で殴り1カ月のけがを負わせるなどの体罰を繰り返していた、と発表した。市教委は体罰が日常的に行われていた可能性が高いとみており、近く事情を聴いた上で処分する方針。

 同校によると、男性教諭(54)は6月、練習中の女子部員に対して「やる気がない」として平手で10回程度殴り、首のねんざなど約1カ月のけがを負わせた。女子部員は「(男性教諭が)怖い」と言って、学校を休みがちになっているという。

 その後の調査で、06〜07年度でも5人の生徒への体罰が発覚。このうち担任していた女子生徒に対しては、クラス写真代の支払期限を守らなかったとして顔を平手で10回程度殴り、鼓膜が破れるけがを負わせていた。

 また調査で、もう1人の男性教諭(38)も、平手や竹刀で男女の部員を殴っていたことがわかった。さらに練習中、女子更衣室内に入って携帯電話で話したり、和歌山県内での合宿で女子生徒が入っている時間帯に風呂場近くへ行き、「のぞいた」と生徒から指摘を受けたりしていた。

 小森園校長は「あってはならないこと。指導を徹底したい」と話した。

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