岡山放送局

2008年11月27日 10時36分更新

琴国が十両昇進


来年1月に行われる大相撲初場所の番付編成会議が26日開かれ、岡山県出身で佐渡ヶ嶽部屋の琴国の新十両昇進が決まりました。

琴国は真庭市出身の30歳。
中学校卒業後に角界入りし、平成6年春場所で初土俵を踏みました。

1メートル90センチ近い身長と150キロを超える大きな体を生かした寄りや押しが持ち味で、幕下10枚目で迎えた今月の九州場所で全勝優勝を果たし、十両昇進を決めました。

琴国は初土俵から89場所かけての十両昇進で、出羽海部屋の出羽の郷の114場所に次いで史上2番目に並ぶスロー出世です。

琴国は26日夕方、九州場所の行われた福岡県から岡山に到着する予定で、故郷の真庭市に帰って支援者らから祝福を受けることになっています。

大相撲初場所は、東京・両国の国技館で来年1月11日に初日を迎えます。