現場近くの男宅捜索中止＝弁護士が準抗告申し立て−舞鶴高1殺害・京都府警

　京都府舞鶴市で5月、府立東舞鶴高校浮島分校1年小杉美穂さん＝当時（15）＝が殺害された事件で、府警舞鶴署捜査本部は27日、殺人と死体遺棄容疑で行う予定だった、遺体発見現場近くに住む無職の男（60）の自宅に対する家宅捜索を中止した。弁護側が捜索中止を求めて準抗告を申し立てたためで、捜査本部は裁判所の決定を待ち、改めて判断する。
　これまでの捜査で、男には事件につながる物証は見つかっていないが、小杉さんが自転車を押す男性と一緒に映った防犯カメラの映像を解析した結果、男と身長や体つきが似ているとの結果を得た。男から事情を聴くなどし、慎重に捜査を進める方針。　

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