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経済 科学 ピックアップ球場跡 にぎわい再び…買い物客争奪合戦も西宮スタジアムの跡地(兵庫県西宮市)が、西日本最大級のショッピングセンターとして生まれ変わった。26日オープンした大規模商業施設「阪急西宮ガーデンズ」には、買い物客が詰めかけ、プロ野球阪急ブレーブスの本拠地だった時代のにぎわいが復活。阪神大震災後、再開発や区画整理が続いていた阪急西宮北口駅周辺は一つの区切りを迎え、新たな街の歴史を刻み始めた。 街の変化に驚き午前9時半、2階の入り口前に張られたロープが解かれると、待っていた客らが一斉に入店。20日から地元住民を対象にプレオープンしており、渋滞や混雑はなく、家族連れらがゆったりと買い物を楽しんだ。 かつて西宮スタジアムでチケットの販売をしていたという奈良県大和高田市の無職繁岡マリコさん(55)は「街の様変わりに驚いた。5階にある周辺の歴史を紹介した展示も見たい」と懐かしんだ。 多くのブランドがそろった専門店を目当てに、遠方から訪れた人も。一番乗りの東京都杉並区の会社員並木謙二さん(32)は「関西に新しい店ができると知り、やって来た」と店内へ。深夜バスで往復し、交通費を節約した分を買い物に回すという。 相乗効果を期待震災で被害を受けた阪急西宮北口駅周辺は、再開発事業の進展などで、阪神間の拠点地域の一つになった。地元ではさらなる発展への期待が高まる。 駅北側の再開発ビル「アクタ西宮」は、20日からポイントカードを持つ客を対象に、新たなサービスを実施。振興会の松山享会長(61)は「駅の利用増をプラスに考えたい」と語る。駅北西部の「にしきた商店街」会長の矢田貝充彦さん(64)も「『駅裏』にならないよう努力を続ける。共存の道を探りたい」と力を込めた。 競争激化?景気が悪化する中、大阪・キタや神戸を巻き込んで買い物客の争奪合戦が激化するのは必至だ。 ガーデンズの約3キロ南の「ららぽーと甲子園」(西宮市)では、国内2か所目となる職業体験テーマパーク「キッザニア甲子園」を誘致し、来年3月、店内にオープンする。専門店143店のうち7割を入れ替え、来月4日改装オープンする「イオンモール伊丹テラス」(伊丹市)の佐藤規正・ゼネラルマネジャー(36)は「こちらのターゲットは若いファミリー層。手ごろで質のいい商品がある点をアピールしたい」と話す。 (2008年11月26日 読売新聞)
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