ご遠忌ソング
ワタシの寺の属する「真宗大谷派(東本願寺)」では、2011年に宗祖・親鸞聖人の750回ご遠忌法要が営まれます。
750回忌ですよ。
法事は、1周忌、3回忌、7回忌…………50回忌を過ぎたら、あとは50年おきにお勤めします。そして親鸞様は750回忌な訳でアリマス。
なので、この法要は、宗派の“大イベント”になる訳で、その記念事業として京都の本山では、大屋根の瓦の葺き替えや補修の大工事を何年もかかってやっとります。(規模が違います…)
またこの750回忌法要の年を縁にして、私たちのいただいている「教え」を改めて見直したり、確認したり、味わったり、そういう意味合いを込めた様々なイベントも始まっております。
そういう記念事業の中のひとつとして、
親鸞聖人750回忌法要の
【ご遠忌ソング】を募集していたのです。
で、先日、テーマ曲やイメージ曲に選ばれた作品(歌詞)が発表されまして、
私が大学時代に研究室でお世話になった先輩の作品が見事【最優秀賞】に選ばれたのです。
その歌詞を
何度も繰り返し味わいながら読みました。
先輩の作った歌詞の中に、ワタシ自身を投影させながら
噛みしめながら読みました。
その先輩の作品を含めて、テーマ曲やイメージ曲の歌詞が4曲選ばれたのですが、
それらの歌詞に【メロディ】がついて
その4曲が収録されたCDが、今日、本山から送られてきました。
聞いた感想。
メロディをつけて初めて成立する詩もあれば、
言葉そのままを読み味わうという詩もあると思った。
今後
聞き込んで、
歌い込んで、
味わいが増す歌になっていくことでしょう…、ね。
ただね、
例えば
ミュージシャンが校歌を作ると、賛否両論あるにしても
ある意味「校歌クサさ」を越える歌ができる。
今回選ばれた先輩の歌詞で
「仏教讃歌クサさ」を越える歌(メロディ)が聞きたかったな。
あ、
批判ではなく意見です………と逃げる(^^ゞ
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