社会 : 諏訪日赤 来年から分娩料値上げへ
更新:2008-11-27 6:01
諏訪赤十字病院(諏訪市)は来年1月1日から、分娩にかかる料金を値上げする方針を決めた。26日に開かれた同病院経営審議会で了承された。
改定額は時間内が42万円、時間外が44万円、休日・深夜が46万円で、一律5万円の値上げ。ただし、出産育児一時金が現行の35万円から38万円に引き上げられる見込みのため、実質2万円の負担増になるとしている。
値上げの理由として、諏訪医療圏の中核的な病院としてリスクの高い(コストがかかる)分娩に対応するほか、このほど導入された産科補償制度の保険料(分娩1件当たり3万円)相当分を反映させたと説明した。
同病院の年間の分娩数は550―600件に上る。一昨年は約350件、昨年が約450件で、年々増加傾向にある。