三菱重工 H-IIBロケットを公開
08.11.26
三菱重工業が開発を進めている次世代の国産ロケット、H-IIBの主要部分が11月26日に初めて公開されました。
「これまでのH-IIAロケットと比べてもかなり大きくなっているのがわかります。」(桐山記者)
H-IIBは現0在、人工衛星の打ち上げに使われているH-IIAにかわる次世代の国産ロケットで、国際宇宙ステーション「きぼう」に物資を運ぶ補給機を打ち上げるのが目的です。これまでの人工衛星の3倍近い重さの機械を載せるため、ロケットそのものの直径も1メートル以上大きいほか、第1ロケットはエンジンを2基積んで打ち上げる力を増やしています。
「直径はH-IIAの4メートルから5.2メートルになって、エンジンも2基になった。能力はH-IIAの2倍」
(三菱重工 担当者)
H-IIBの1号機の打ち上げは、2009年夏ごろになる見通しです。