エンゲルス監督解任!浦和が電撃通告
浦和がゲルト・エンゲルス監督(51)に対し今季限りで解任することを26日、電撃通告した。今季終了後に通告する方針だったが、優勝の可能性が低くなったことから急転、リーグ戦2試合を残して解任通告が前倒しされた。残り2戦はエンゲルス監督がそのまま指揮を振る。後任にはすでに来日中の元フライブルク監督のフォルカー・フィンケ氏(60)が有力候補に挙がっており、週明けにも正式にオファーすることになりそうだ。
まさに電撃解任だった。監督人事を掌握する藤口社長はこの日午前、クラブハウスでエンゲルス監督に対し、今季限りでの解任を通告した。「来年はないと言われた。考えの違いもあるからしようがない」。エンゲルス監督は無念の表情を見せたが、開幕2戦でのオジェック前監督の解任に続く、シーズン2度目の非情通告に浦和の迷走ぶりが表れていた。
ACL敗退を受け、来年までの2年契約を結んでいたエンゲルス監督の今季限りでの解任が濃厚となっていたが、藤口社長はシーズン途中の解任を否定してきた。だが23日の清水戦に敗れ、優勝の可能性が極めて低くなったことで様相は一変。それまでの方針を覆しての突然の解任通告に、選手たちからは「(解任されて)監督のモチベーションが落ちたのが分かった」と動揺の声も上がった。
指揮官を取り巻く環境も解任に拍車をかける格好となった。シーズン中にもかかわらず、来季監督候補の1人であるフォルカー・フィンケ氏が来日。正式オファーの手続きもないまま、後任候補が浦和の試合を視察する異常な状況が現場に好影響を及ぼすわけもなく、エンゲルス監督の采配も迷走。優勝争いから脱落することにつながった。
エンゲルス監督は練習後、無念を振り払うように猛烈な勢いでランニング。残り2試合が、5年間在籍した浦和でのラスト采配となる指揮官は「今後も、監督は続けたい」と話した。後任はフィンケ氏を中心に人選が進んでいる。29日のアウェーG大阪戦(万博)後、藤口社長は初の直接会談に臨む意向で、早ければその席で、正式な就任オファーに発展する可能性もある。
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[ 2008年11月27日 ]
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