移動式テレビゲームミュージアム構築計画補足
昨日の記事を書いた後、ひとつ非常に重大なことに気がついたのである。
別に忘れていたわけではないが、意識的に除外していたという方が正しい。
実は、移動式テレビゲームミュージアムを構築するにあたり、一機種まるっと抜け落ちていたのである。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、それは、NECのPCエンジンなのだ。
何しろかの機種は、CD-ROMで供給されているタイトルがメインだというのが私の認識で、ミュージアムに収蔵しないつもりであったのだが、まあちょっと念のためにタイトルのライナップを見ておこうという気になったのが運の尽き。
『え!?ヒューカード(PCエンジンのゲームROMカートリッジはカード型であるため、こう呼ばれる)のゲームってこんなにたくさん出ていたのか?』
と驚愕してしまったのである。
結局、日本語版だけでも160タイトル以上あるROMイメージをまたぞろ泣きながらダウンロードするはめになってしまったのであった。
だが、おかげさまでさらにミュージアムが充実したことを皆様にご報告せねばならない。
PCエンジンは、シューティングゲームこそテレビゲームの代名詞である時期に発売され、それらシューティングゲームを家庭でも楽しめるということをウリにしていた節があり、スペースハリアー、R-TYPE、ドラゴンスピリット、ドラゴンセーバー、究極タイガー、TATSUJINなどの名作タイトルが目白押しなのである。
また、メガドライブ用のROMが、なぜかしらどこにも落ちていない(だいぶ捜したのだが)、知る人ぞ知るカルトゲーム、獣王記があるのもポイントだ。
これらが抜け落ちているミュージアムなど、いかほどの価値があろう哉。
ただし残念ながらウィルコムD4のせこいキーボードでは、とてもじゃないが遊べたものではないわけだが。
かくして、今生どころか、来世でも遊びきれないほどタイトルが増えてしまったというわけである。
めでたしめでたし。