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<国交省>114億円新庁舎計画に批判噴出 東北地方整備局

11月26日20時59分配信 毎日新聞


 国土交通省東北地方整備局が約114億円かけて仙台市内に新たな合同庁舎の建設を計画していることが26日、政府の地方分権改革推進委員会で取り上げられ、丹羽宇一郎委員長が「常軌を逸しているのではないか」と批判した。9月に分権委が視察した際に計画の説明がなかったことに他の委員からも批判が噴出。分権委は来月の第2次勧告で国の出先機関の大幅な統廃合を盛り込むが、これと逆行する出先機関の動きが腹に据えかねたようだ。

 同整備局によると、新庁舎は地上20階、地下2階建てで延べ床面積約3万6700平方メートル。宮城県沖地震などに備える耐震構造で、整備局のほか財務省東北財務局、経済産業省東北経済産業局、警察庁東北管区警察局が入る予定。昨年度に基本設計が始まり、今年度内に入札、12年の完成を目指している。

 整備局が入る現庁舎は1954年に建設され、老朽化が進んでいる。とはいえ、整備局は麻生太郎首相が指示した大胆な統廃合の具体例に挙がっており、丹羽氏は「出先機関を強固にするような動きがあることは非常に遺憾」と述べた。【石川貴教】

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最終更新:11月26日20時59分

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