ストリートビューが機能強化された。個人情報の暴露機能は、最強になった。写真から住所の番地を正確に特定することまで可能になった。
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ストリートビューは、これまでは、住所の暴露機能まではなかった。おおまかな地図はあっても、具体的な住所の番地までは明示されなかった。
しかし、2008-11-27 の時点で確認すると、住所の番地まで暴露されるようになった。
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ちなみに、自分の住所(番地まで)をストリートビューで検索してみてほしい。自宅の写真がバッチリ特定されて表示される。あたり一帯が表示されるのではなく、自宅の1軒だけをピンポイント表示する。げげげ。
逆に言えば、地図を見て、番地についてはおおまかに入力すると、軒1軒探るうちに、目的の住所を確認できる。
例。2丁目3番地44号のあとで、45号、46号、……と入力して確認するうちに、目的の家の番地が正確にわかってしまう。
( ※ ちなみに、私の自宅周辺では、1軒1軒ごとに、番地と住居画像とが正確に対応していた。)
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たとえば、ネットでは、「誰々さんの家」というふうなストリートビュー画像が公開されているが、画像だけでなく番地までわかってしまうわけだ。
ここまで来ると、もはや完全に「個人情報の暴露」ツールと化している。まるで、われわれの批判を嘲笑うかのような、挑発的な行為。
Google はわれわれを徹底的にコケにしているようだ。
というか、コケにされても平気でいるような、マスコミ連中の頭がどうかしているね。
[ 付記 ]
これがどうして問題かというと、もはや「近辺の情景写真」というような理屈は成立しないからだ。
「××方面の地域の情景を眺めているだけです」
というような言い訳は成立せず、
「特定の個人の住所の番地と住居画像を公開する」
というふうになってしまっている。要するに、
「個人情報保護法なんて完全に無視してやれ」
という立場だ。
日本もコケにされたものだ。もはや法治国家ではないね。Google 様の下僕にすぎない奴隷国家だ。
(どうせ「便利ならそれでいいのさ」と迎合する連中が多いのだろう。)
2008年11月27日
◆ ストリートビュー強化
posted by 管理人 at 00:41
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