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徳島・連続爆破容疑者「右翼関係の本に影響受けた」

2008年11月22日

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 徳島市のビルで10月に2件の爆発が相次いだ事件で、爆発物取締罰則違反と激発物破裂の容疑で徳島県警に逮捕された無職堀太アキ(ほり・たかあき、「アキ」は日の下に高)容疑者(35)=同市不動東町2丁目=が、「数年前から右翼関係の本を読み、影響を受けた」と供述していることが県警への取材でわかった。

 県警によると、堀容疑者の自宅を家宅捜索して約400点を押収。うち、右翼や過激派、暴力団に関係する書籍や雑誌が約220点を占めたという。これらの本などの影響で反発心を抱き、徳島県日中友好協会が入ったビルと創価学会徳島文化会館の玄関に塩化ビニール製の爆発物を仕掛け、爆発させたとみている。

 さらに、捜査関係者によると、堀容疑者は犯行声明文で中国を「大国」と表現しており、言葉遣いなどから長年の右翼活動家ではなかったとみられる。県警は22日、堀容疑者を徳島地検に送検した。

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