2008年11月26日

今日も渡良瀬川を越えて……

昨夜は急にチョコレートが食べたくなって冷蔵庫を漁ったら、3年前に賞味期限切れになっているのがみつかったので、迷わずに食べてしまいました。今朝は睡魔に阻まれて、前日光の行者みち方面へと行けるバスには乗れそうになかったので、行き先変更で栃木の大平山を歩いてきました。平日にしては、かなり多くの人が歩いているような気がしました。晃石山の山頂付近を走るように登り降りして、何周もしている老人など、毎日のように来ている人達がいるようです。謙信平のあたりは、モミジの紅葉が綺麗でした(^^)v
午後からは、茨城県古河市の旧坂長本店・袖蔵で今月30日まで展示されている「しまくらまさし写真展『風木の悲』~谷中村にて~」へと行ってみました。秋彼岸の頃に写真家本人から谷中村で案内を手渡されたのでした。写真の展示数は少なすぎるくらいでしたが、国の登録有形文化財指定の建物に入れて良かったです。

2008年11月25日

らんらんらんざん、通りゃんせ

夏にオオムラサキを見にでかけて、一匹の他種の蝶すら見ることができなかった武蔵嵐山へ行きました。「オオムラサキの森活動センター」は、オフシーズンでも土日などは開いているようでした。今日は、”嵐山渓谷の紅葉美”みたいなものを期待していたのですが、まだこれからなのか、こんなものかという程度で、、、ハイキングコースのような歩いて楽しむところがあるわけでもなく、かなり残念な感じになってしまいました(^^;)
川越では、三芳野神社を見ました。ここは童謡「とおりゃんせ」に歌われているところなのだそうです。のらちゃん達なのか、近所の飼い猫が集会中だったのか、栄養状態の良さそうな猫がいっぱいいました。ここもまた想像していた「細道」とは大違いでした。

2008年11月24日

みんな揃ってどこへ行こう?!

今年最後の三連休は、いかがでしたでしょうか?雨が落ちてきそうになってきましたが、天気もまずまず良好でしたね(^^)昔に比べて価値観も多様化したなどといわれますが、本当にそうなのでしょうか???世の中は、複雑化・多様化してゆくものだということを前提にした発言や文書は、信用しないことにしています(笑)
一昨日、鹿沼・石裂山へ行くのに通った道は、道路の拡張工事などが行われていましたが、、、しばらく進展していなかったダム工事がはじまったとのことで、きのう一日違いで友人はダムに沈む村・南摩へと出かけていたようでした。住民の移転などは、とっくに終わっているので、たぶん渋滞はしません(^^;)

2008年11月23日

もっと光を!!

昨夜からはじまった「六義園 紅葉と大名庭園のライトアップ」へ行ってみました。12月14日までです。まだモミジはほとんど青々としています。
ライトアップと電飾イルミネーションは、あまり好きではないわたしなので、、、評価が厳しくなってしまうのかもしれませんが、六義園のライトアップは中途半端に暗くて、光のあて方もなにか洗練されていない感じがしてなりません。でも昨年と比べたら、今年の方が格段に良いような気がしました。
カメラ三脚持参の人も大勢でしたが、お約束を守って三脚を使用しないなら巨大望遠レンズと一眼レフ組の人達は、なにも撮るものがないのではないかと思えるくらいの照度ではないかと思えます。人はいっぱい来ていましたし、写真なんか撮らずに楽しむのが良いのかもしれません、、、。

2008年11月22日

石が裂け、時も裂ける

石が裂けると書いて「おざく」と読む、石裂山の回遊ハイキングコースを歩いてきました。平成3~4年頃に続けて5件、転落などの死傷事故が起きたようで「本格的登山及びロッククライミング等の経験のない方は、入山しないでください」という掲示がされていました。本格的登山などしたことないですし、ロッククライミングなんてひとかけらの経験もありませんが、一日に2往復しか運行していないバスに乗ってきちゃったので前に進むしかないでしょ!!(^^;) 帰りのバスがやってくるまでには6時間以上あります。
石裂山の標高は879mで、回遊コースは7キロ程の歩行距離(標高差は575m)ですが、クサリにつかまったり、垂直に近いくらいに設置されたハシゴを登り降りしたりと、まるでアスレチックコースのようでした。歩き始めてわりとすぐのところに「縁結びの千本カツラ」樹齢千年という加蘇山神社の神木があります。桂の木特有の甘い香りはしませんでした。

なぜなのか分かりませんが、日光や奥日光では「既視感」というものをまるで感じたことがないのに前日光や足尾地区では頻発します。石裂バス停の奥にある壊れかけた建物も、ずっと前に夢の中で見たような気がしてなりませんでした。ひとつしかない教室の床は抜け落ちて窪んでいました。いつ廃校になったのか、、、たぶん昭和30年くらいで時が止まったままそこにあるような小学校でした。

2008年11月21日

武蔵国と相模国との無愛想

旧白洲邸・武相荘へと行ってみました。江戸時代に建てられた雨漏りするような茅葺き屋根の家に手を入れ続けたそうで、ここに白洲次郎と正子は半世紀以上住んだとのことです。7年前から公開されているようですが、NHK教育テレビの「ミューズの微笑み」という番組で紹介されるまで知りませんでした。この番組は録画しておいて、今日帰ってきてから見ました。先に見ておけばよかったと思う点もありましたが、、、。わたし的には、正子の書斎がとても印象的でした。

1972年に創刊された雑誌「ROADSHOW」は、本日の発売分が最後となるそうです。『美藝公』の世界はさらに遠くになりにけりでしょうか、、、。

2008年11月18日

はれほれ修行だ修行だ修行だぁ~!?

八日経過して、、、古峯神社の紅葉したモミジもだいぶ落葉してしまっていました。今日は、古峯神社から地蔵岳(1483m) まで登ってみて、まだ余裕があれば夕日岳(1526m) へ行くつもりでいました。ほぼ地図に記載されている所要時間の通りだったので、同じ道を戻らず、少し横道にそれる夕日岳と薬師岳の山頂を通らなければ、陽が落ちる前までに細尾峠と茶ノ木平を経て中禅寺湖まで歩けるのではないかという気がしてきました。「禅頂行者みち」と呼ばれている修験者や山伏によって歩かれてきた古道のようです。ガイドブックなどはどれも奥日光側から古峯神社へ向かうことを推奨しているようで、、、これは茶ノ木平の標高が1600メートルあるので、細尾峠(1193m) まで下ってからルートの最後で登り返すのがキツイせいなのだと実感しました(^^;)
男体山は冠雪してバーコード頭になっていました。中禅寺湖から吹き上がってくる強烈に冷たい風に吹かれながらのラストスパートは、夕日が落ちてしまうよりも先に中禅寺温泉のバス停までたどりつくこと。一瞬、梟と鹿に会えましたが、人とすれ違うこともない7時間の行程でした。