パソコンで作ったり、すでに保存しているものを誰かにFAXで送る場合、まさかプリンタで印刷してそれからFAXで送信しているんじゃないでしょうね?
紙がもったいないのでパソコンから直接FAXを送信しましょう。(また、パソコンから直接送信した方が「印刷」−「読み取り」の手順を一つ省けるので画像がかなり鮮明です。)
パソコンが電話をかけるのでモデムが必要ですが、普通は初めから組み込まれています。電話回線をつなぐところです。最近Ethernetポート(LANポート)付きのパソコンが増えていますが、それとよく似ているので間違わないようにしましょう。
FAXや電話を介さずに、パソコンと壁から生えている電話線をつなぎます。
(以下の説明はWindows XPの場合ですが、他のバージョンでもほとんどできます。が、かなり手順が違うので割愛させていただきます。すみません。)
「スタート」をクリックして「プリンタとFAX」をクリックします。
そんなものはない、という人は「コントロールパネル」を開いてください。
コントロールパネルの「プリンタとその他のハードウェア」を開きます。
「インストールされているプリンタまたはFAXプリンタを表示する」か「プリンタとFAX」をクリックします。
開いたフォルダにこんなものがあればFAXサービスがすでに追加されているので、「FAXのセットアップ」は不要です。あったら「プリンタとFAX」のウィンドウは閉じてしまってください。
なかった人は「FAXのセットアップ」をクリックします。
ちょっと待ちます。
「Windows XPのCD-ROMが欲しい」と言われたらXPのCD-ROMをCD-ROMドライブに入れてあげて「OK」をクリックします。
これで下準備ができました。
左はWordの例ですが、「これをFAXで送りたい」と思ったらどんなソフトでも大体メニューバーの「ファイル」をクリックして「印刷」をクリックします。
「プリンタ」を「FAX」に変更します。
「OK」をクリックします。
初めてFAXを送る時は左の「FAX構成ウィザード」が起動します。
「氏名」と「FAX番号」だけは入力して「次へ」をクリックします。
「FAXデバイス」とはモデムのことですが、普通一つしかないはずですのですでにそのモデムが選択されているはずです。
「受信可能にする」にチェックを入れたい衝動に駆られますが、24時間365日電源を入れっぱなしのパソコンでなければ我慢して「次へ」をクリックします。
TSIDには電話番号を入れるようです。入れたら「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
2回目以降の送信では、ここから始まります。
「次へ」をクリックします。
「送信先」に名前を入力し、「FAX番号」に電話番号を入力して「追加」ボタンをクリックします。
「アドレス帳」をクリックしてOutlook Expressのアドレス帳を呼び出し、そこから送信先を選択することもできますが、その場合はあらかじめOutlook
Expressのアドレス帳(「自宅」タブの「ファックス」)にFAX番号を入力しておく必要があります。
「次へ」をクリックします。
オマケで付いている送付状は、僕が良く分かっていないだけなのかも知れませんが、イマイチです。
「次へ」をクリックします。
すぐに送りましょう。
「次へ」をクリックします。
「完了」をクリックすると送信が始まります。
FAXモニタが起動します。
左のような表示になったら送信完了です。
×をクリックして閉じてしもて下さい。
送信先に電話して「今、FAX送ってんけど届いてる?! なあ、行ってる?」と叫びます。
「あー、何か来てるわ」と言われます。