株式会社SUN
世界初のセカンドライフ携帯サービスを開始!
vol.1 日本初のケータイ版セカンドライフビューアを開発 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治
vol.2
自由闊達な社風とそれを支える個性 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治
平田さんはこれまでどのようなキャリアを歩まれてきましたか。
1999年に大手都市銀行に、法人担当営業として入社しました。大阪の支店に配属されて、3年半ぐらい営業を経験させてもらいまして、たくさんの経営者の方とお付き合いをさせて頂きました。銀行だと3年ぐらいすると異動するのが一般的なんですが、そのタイミングで証券会社に行こうと思い立ちまして、大手証券会社に転じたんですね。証券業とは言っても現場を知りたいという思いが強かったので、FA(ファイナンシャル・アドバイザー)という成功報酬型の営業職に登録をして、南大阪を中心に回らせて頂いていました。銀行・証券と、間接金融・直接金融の現場を経験したことで、次はベンチャー企業側に立ち、財務的な仕事をしてみたいと思いまして、金融・財務コンサルティングを個人的に開始しました。クライアントに深く関わっていくスタイルで、複数の企業様と契約させて頂きまして、社長さんと一緒になって動いていました。そのような中、出会ったのが奥井でした。
入社前のイメージと入社後ではどのような差がありますか。
入社前は、前職の経験もありますので、財務的な仕事が多くなるかな、という印象を持っていました。資金調達とか、管理部門をつくるとか。実際には、いろいろな部署を見させてもらって営業や経営企画等も含めて幅広い業務をどんどん任せて頂いています。自分も外にどんどん出ていき、ビジネスを創るということが好きでもありますので、現在のポジションの方がより一層面白いと感じます。
奥井についての印象は、もともとは天才肌だなと思っていましたが、最も驚いたのは、非常に大きな構想を立てつつ、目標に向かうプロセスが非常に明確なんですよ。また、実際に一緒に仕事をしてみてわかったことですが、経営者としては仕事を任せきるタイプで人を信頼しきるんですね。もちろん、任されるということはそれだけの責任も伴いますが、任せ方が上手いと言いますか、とても仕事がやりやすいですね。
「どんなスピードやねん」っていうぐらいの物凄いスピードで事業展開をする奥井を柱として、個性豊かなメンバーが集まった組織です。現在の私の役割としては、格好良くCFOと言いたいのですが(笑)、実際は、管理部門だけでなく営業もしていまして、事業全体を見ながら、奥井の構想と社内のメンバーとのコミュニケーションの橋渡しをして、組織全体のパフォーマンスを向上させる役割を担っています。組織規模が大きくなるにつれ、経営者と社員のスピード感には、どうしても乖離が出てくると思いますので、全体をどれだけ奥井のスピードに合わせられるかが、今後試されるところじゃないかと思います。
外から見ましても相当なスピードで事業が進んでいく印象を受けているのですが。
一言で「ヤバイ」ですね(笑)。ここ数ヶ月で違う会社になったのかと思うぐらい、大きく変化していますね。「TokyoZERO番地(セカンドライフ内の弊社運営のショッピングモール)」が始まったとかと思えば、数ヶ後には、携帯版セカンドライフが始まるわ、リンデンラボ社との契約が締結されるわ、奥井自身が何ヶ月か前からできると言っていたことなので、彼の頭の中には、具体的なイメージがあったと思うのですが、実際にそれをやり遂げるにはメンバーの協力が必要ですからね。やはり、そこの橋渡しが事業を推進する際に重要になると思いますよ。
【参考
株式会社SUN沿革】
2007年4月 ストリーミング技術により、携帯電話への映像配信事業を開始
2007年6月 北海道帯広市にコールセンター開設
大阪府枚方市にソフトバンクショップ開設
2007年8月 セカンドライフ内に3Dショッピングモール【TokyoZERO番地】を開設
2007年9月 北海道札幌市にコールセンター開設
2007年12月 携帯版セカンドライフビューワーのサービス開始
ベンチャーキャピタルを中心に第三者割当増資を行い資本金を225百万円に増資
2008年1月 米国のリンデンラボ社とコマーシャルライセンス契約を締結
事業会社を中心に第三者割当増資を行い、資本金を326百万円に増資
2008年2月 大阪市にコールセンター開設
大阪府松原市にソフトバンクショップ開設
今、3つの事業がありますが、今後、どの事業により一層の注力していくのでしょうか。
バーチャルワールド事業部ですね。もちろん、3つとも重要な事業ですが、SUNとしての存在意義が示せるのはバーチャルワールド事業だと思いますし、SUNならではのやり方で世の中へ貢献するという意味では、セカンドライフを軸としたサービスをどのように育てるかがポイントだと思います。
SUNで働く魅力についてお伺いしたいのですが。
メンバーに聞くと、新しいことにチャレンジし続ける会社であることが魅力のようですね。3つの事業それぞれが成長していますし、会社としてもフリーペーパー『Life3(ライフキューブ)』の発行やリンデンラボ社とのコマーシャルライセンス契約の締結等、目まぐるしく変化し、成長していますので、新しいことに興味・関心の強い人にとっては、これほど楽しい環境はないと思います。また、平均年齢が29歳と若く、バーチャルワールド事業本部の本部長で29歳、Life3(ライフキューブ)の編集長で23歳、コールセンター事業本部の部長で27歳というふうに、若くても実力があればどんどん仕事をまかされるということも魅力の一つではないでしょうか。実際に、頑張っているメンバーに話を聞いても、好きなことをどんどん任されて仕事ができることが楽しい、ということを言っています。
平田さんの経営に対してのお考えをお聞かせ下さい。
自分の経営者としてのスタンスとしては、スキルを買ってもらって高い報酬を得るというよりは、起業家と同じように出資して、株式を持って、リスクをとるということを重視しています。奥井と同じというと失礼ですけど、同じようにリスクを取らないと好きなこと言えないじゃないですか(笑)。
腹がたったら言うべきことは言うし、代表者であろうが間違っていたら言うし。同じ気持ち・目線で会社を見れるようにならないと、自分としては経営にならないと思うんですよね。
ストックオプションについての考え方は。
価値を知っている人に取っては、非常に重要視されていますよね。
最終的に経営者だけ儲かるというのではなく、均等にはならないと思いますが、みんなにハッピーになって欲しいと思いますね。モチベーションになるか、ならないかは経験や考え方によると思いますが、仮にモチベーションにならないとしても権利として持っていて欲しいという思いがあります。
会社の社風・カルチャーについて教えて下さい。
新しいことに挑戦することに対して異様なモチベーションを持っている会社ですね。
元DJとう出身の者もいれば、自分のように銀行出身の者もいますし、バーチャルが大好きという人間もいますし、「ちょっとすみません」といっていきなりアイドルの追っかけに行くような人もいますし、天才的なプログラマーとして渡り歩いてきた人もいますし、3Dデザイナーとして豊富な経験を積んできた人もいますし、大手総合商社グループにいてアメリカにMBA取りに行って帰国したらなぜかSUNに入社した人もいますし、コールセンター事業部で活躍しているのは20代の者ですし、個性的な人が集まってくる会社だと思いますね。
面白いことをしようとしているので、発想力があって、ユニークな存在で、いろいろなことにチャレンジしたいというタイプの人が合う会社だと思いますね。奥井としては、自由闊達な空気の中でこそ、新しいものが生れてくるという考えがあるので、そういう雰囲気が好きな人、合う人、その人の経歴とキャラクターにギャップがある人に参加して欲しいと思います。
今後は、組織も大きくなっていきますので、自分で考え、実行できるようなマネージャータイプの人も活躍の機会が増えてくると思います。ビジネスが創れる人と言いますか、リーダータイプの人ですね。
近い将来、どのような組織をイメージしていますか。
例えば、3年後のイメージですが、コールセンター事業部については、業績の拡大に応じて組織も拡大していくイメージを持っています。モバイル事業部やバーチャルワールド事業部については、営業や企画、開発や制作、管理等を含め全体で40名ぐらいまでをイメージしています。特に、営業面では外部の協力会社さんも増えてきていますので、自社で営業人員を増やして案件開拓をしていくというよりは、ご紹介頂いた案件のフォローや受注した案件を推進したりするところを強化していくという考えです。核となる部分は自社で構築し、全てを自社で抱えずにフットワークの軽い、少数精鋭組織をイメージしています。今後、リーダーとして事業開発をするようなポジションで活躍する人が出てくると思いますし、そのようなことがしたいという積極的な方々と一緒にSUNを創っていきたいと思います。
vol.1 日本初のケータイ版セカンドライフビューアを開発 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治
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自由闊達な社風とそれを支える個性 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治
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