アーリー株式会社SUN

世界初のセカンドライフ携帯サービスを開始!

創業メンバーストックオプション主幹事証券決定女性が活躍監査法人決定急成長

vol.1 日本初のケータイ版セカンドライフビューアを開発 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治

vol.2 自由闊達な社風とそれを支える個性 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治




セカンドライフをケータイから動かせるという技術を武器に、リンデンラボとのコマーシャルライセンスを締結する等、躍進する急成長ベンチャーSUN。取締役の平田氏に代表者の奥井氏や今後のSUNの事業展開等を伺いました。


事業内容とその魅力をお伺いできればと思います。

 3つの事業がありまして、1つはコンタクトセンター事業です。いわゆるコールセンターで、大連、札幌、帯広の拠点に加え、2月には大阪に拠点を出します。主に現在はYahooBBの拡販の仕事をしています。月商が5000万円から5500万円の間で推移するぐらいになっていまして、当社の収益源になっています。
 もう一つがモバイル事業。携帯電話向けの動画配信サービスです。従来、携帯電話で見ることができる動画は、15秒ほどの短編ものが多く、そのほとんどがダウンロード型のものでした。それを当社では、ストリーミング配信という技術で秒間何コマという単位でサーバーから映像を送っています。当社の配信技術やビューアー技術を活用して、コンテンツホルダー様と組み、動画配信サービスを提供しています。もともと代表の奥井がストリーミングの配信技術について研究をしていまして、長年培った技術を生かして携帯電話へ長尺コンテンツの配信を可能にする技術を開発しました。こちらは現在、月商が300万ぐらいですが、ある大手ウェブサービス企業との提携による新サービスをフックに今後一層伸ばしていきたいと思います。
 3つ目がバーチャルワールド事業です。こちらではセカンドライフ関連ビジネスをしています。私たちはセカンドライフ内に「TokyoZERO番地」という自社ブランドのSIM(土地)を持って、出店店舗(物販店)を集めて3Dの街づくりをしています。ユーザーが自分のアバターで、セカンドライフ上を歩きながら、買物ができる街をつくろうとしています。出店者については、申し込みベースで500店舗を超え、順調に伸びています。月額2万円の出店手数料を頂きますので、今後の成長を期待しています。


セカンドライフ利用者を増やすためどのような対策をとられていますか。

 セカンドライフで一番問題なのが、プログラムが重く、パソコン上でも再生しにくいことです。ユーザーがセカンドライフを利用するためのハードルがあるのでそれを下げるために何ができるか、「日本であればケータイでしょ」ということで、代表の奥井が携帯電話でセカンドライフを動かせる技術を研究開発して、2007年12月15日からサービスをスタートしています。まだ正式な広告はしていないのですが、開始1ヶ月強で3,000名ぐらいまでユーザーが増えていまして、このユーザーを10万人、100万人と増やしていくことを考えています。この技術を開発して、どこが一番喜んでくれたかというと、セカンドライフの開発元であるリンデンラボでした。ぜひSUNと契約を結びたいという話をいただき、日本企業で初めてのコマーシャルライセンス契約を締結することになりました。これは何かというと、SUNが開発するプログラム(携帯ビューワー等)についてリンデンラボ公認の商品であり、ともに世界に向けて導入していこうというものです。
 それと、『Life3(ライフキューブ)』というフリーペーパーを発刊して、セカンドライフや「TokyoZERO番地」の加盟店 様をご紹介しています。
 フリーペーパーの設置場所についてはアプレシオ様等で採用が決まっていて、他にもある大手コンビニチェーンさんと調整をしているところです。2万円でセカンドライフに出店するとフリーペーパーにも広告が出せるということで、出店するメリットをこれまで以上に感じて頂けるようになってきております。フリーペーパー自体の発行部数が50万部ぐらいになれば、メディアとしても力が出てきますので、加盟店 様もかなり集まるんじゃないかと思っています。実際に、フリーペーパー発刊以前と同じ人数で営業をしているのですが、月間100店ぐらいの申込数だったところ、1日あたりの契約数が1.5倍から2倍ぐらいまで伸びていて、少なくとも現在の人員体制でも月に150店ぐらいは開拓できると思います。営業体制の強化を図り、月間300店ぐらいの契約数まで増やしていきたいと思っています。


SUNは開発系の会社になるのでしょうか。

 基本的には自社で開発をしていますので、開発系ベンチャーと言えますね。コア技術については代表の奥井が発明、開発しています。
 もともと奥井は6歳ぐらいからパソコンに触れていまして、中学くらいにはドラゴンクエストとかの開発に携わったこともあるそうです。途中で何を思ったか医者になろうと医学部に進むんですが、やっぱり違うということで、エンジニアに戻ったようです。彼がコア技術を開発して、外注先の発注や管理をしています。
 奥井はIT業界出身のエンジニアなのですが、ネットサービスや技術開発系の企業はリアルの営業力が弱いところが多いという認識を持っていて、インターネットはあくまで手段で、最終的には営業力が大事だという認識を持っています。そこで、コールセンター事業部をつくり、収益の柱としています。高い技術力を持ちながら、それを販売するためのリアルの営業も展開できるというバランスのとれた組織づくりをしていこうと思います。


平田さんが参画したきっかけを教えて下さい。

 奥井と初めて会ったのは2007年1月ですね。手伝い始めたのは2007年3月(正式には2007年6月)からですね。当時、営業の為にSUNに訪問した際に出てきたのが奥井だったんです。すごい面白い人だなと思いました。自分は32才だったのですが、自分より年上だろうと思っていたら30才だというので、どんな生き方してきたらこんな風になるのだろうと思って興味が湧いたんですよね。その後は、自分の方からアプローチするようになって、3ヶ月目ぐらいに「これからSUNという会社を大きくしていくから一緒にやらないか」と言われたので、2秒ぐらいで返事をしました。


即決できた理由は。

  この人は間違いなく成功するなぁと思ったんですよね。というのが、ビジネスの独創性と構想力は当然そなえつつ、それをいかに実行し、収益までつなげるかという部分が非常に明確なんですよね。また、やろうとしていることがスケールも大きく、社会的にも意義があることであったので、一緒にやりたいと思いました。約1年弱の間、一緒に働くことで、自分自身の直感は正しかったと強く感じております。

vol.1 日本初のケータイ版セカンドライフビューアを開発 - 株式会社SUN 取締役 平田慎治

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