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【埼玉】

女性医師らの離職防止 補正予算案など25議案 院内保育所整備助成 12月県議会

2008年11月26日

 県は二十五日、女性医師や看護職員などの離職防止対策として院内保育所の整備への助成費などを盛り込んだ本年度補正予算案など、県議会十二月定例会に提案する二十五議案を発表した。補正額は十億三千九百九十四万六千円で、総合経済対策を柱にした国の本年度補正予算への対応が九割を占める。

 院内保育所整備は、建て替え中の大宮中央総合病院に整備費として六百九十二万円を助成。県によると、県内三百五十七病院のうち今年六月現在で院内保育をしているのは百五十八病院にとどまる。県は全病院への院内保育所の整備を目指している。また、新型インフルエンザ対策として八百十六万二千円を計上、九カ所の医療機関に感染防護具の整備を支援する。

 県議会は同日の議会運営委員会で、十二月定例会の会期を十二月二日から十九日までの十八日間に決めた。一般質問は同月五、八、九、十、十一の五日間行われる。 (萩原誠)

 

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