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消費者金融やITベンチャーCMが減って喜ぶ人

11月13日 14時10分

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 最近消費者金融やITベンチャーのCMが以前ほどテレビで流れなくなったが、この状況にホッとしている人がいる。いわゆる“一流老舗スポンサー”を自身のクライアントに持つ広告代理店営業マンだ。

 さて、テレビCMには2種類あるが、一つが「タイム」と呼ばれる番組中に流れる30秒のもの。もう一つが「スポット」と呼ばれる番組と番組の合間に流れる15秒のもの。「タイム」の場合は「この番組は、ご覧のスポンサーの提供で…」と紹介される企業のためのもので、流れる順番などは支払う金額により、大体決まっている。

 だが、「スポット」の場合、厳密に「何時何分何秒に」と指定することは難しい。だから、自社のCMの前後にどのようなCMが入るかは分からないのだ。前出営業マンは語る。「私のクライアントは、“消費者金融とITベンチャー、パチンコのCMの後に我が社のCMを入れるな!”と命令するのです。どうも、“企業の格”や“消費者の反感”を気にしているようで、それら企業の後に彼らのCMが続くと同列扱いされるのでは、と心配しているのです。それら企業の後に続く形でオンエアされると、私が文句言われるんですよ。本当はどんな企業であっても、局と代理店にとっては大切なお客さんなんですけどね…」。

 当然その営業マンにCMのオンエア順番を決めるだけの権限はない。順番は局のCM編成担当者が決めるわけだが、一応“頼みますね…”と局の営業には伝えるようだ。

 武富士がCMを自粛したり、社会情勢の変化による風当たりの強さから消費者金融各社のCM本数は減少した。ITバブル崩壊以降、一時期隆盛を誇っていたITベンチャーのCMも激減した。そんなわけで、前出営業マンがクライアントから文句を言われることは滅多になくなり、彼はホッとしているのだという。

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