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【国際】

日本は女性進出と移民受け入れを 将来の衰退回避策と米報告書

2008年11月22日 08時54分

 【ワシントン21日共同】米国家情報会議(NIC)が発表した世界予測「2025年の世界の潮流」の中心執筆者であるマシュー・バローズ同会議顧問は21日記者会見し、日本の将来について、女性が長く働ける職場環境をつくり、移民を受け入れなければ「衰退する恐れがある」と警告した。

 バローズ顧問は、日本の将来をめぐる協議では高齢化や人口の縮小について多くの時間が割かれたと指摘し、高齢化で今後の経済成長の継続は「より困難になる」と予測できると述べた。

 その上で、日本が衰退しないためにはいかに困難であっても(1)より多くの女性が永続的に働く(2)移民に門戸を開く−政策に何らかの形で踏み切る必要があると述べた。

 

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