ミス慶應2008特集ページ
エントリーNo.1 小川恵理子さん(文学部1年)
小中高一貫の女子校育ちという生粋のお嬢様で、キャンパスで見掛けても話し掛けにくいほど綺麗な小川さん。
まさにミスコンに出るタイプと思われがちだが、高校時代は黒髪で、部活のために髪も短くしていてジャージで登校もしたことがあるといういわゆる大学デビューの小川さん。
彼女の「本当の姿!?」に迫りたい。
■苦手なことを克服するために出場しています
―ミスコンへのイメージは?
ないです(笑)。いままで考えたことがなかったので。アナウンサーの登竜門で有名らしいんですけど、それすらも知らなかったです。
―ミスコンに出ることへの周りの反応は?
家族は結構乗り気です。父親に関しては「やっちゃえよ、恵理子やっちゃえよ」って感じでどんどんプッシュしていて、私なんかよりもかなり盛り上がっています(笑)。母親は、私のことに結構気を遣ってくれています。やっぱり、見られることで辛い思いもするだろうけど、「やってみることで得られることもあるよ」と言ってくれました。
―友達の反応はどうでしたか?
ホントに出るか出まいか悩む期間が長かったけれど、仲の良い友達に「いい機会だしやってみれば?」と言われて、出場を決心しました。
―ミスコンが始まったときの印象を教えてください。
みんなに会うまでは、候補者同士がバチバチしていると思っていました。始めは緊張して誰とも話せなくて、「みんな(ミス慶應を)狙ってる感じかなー」と思っちゃったんですけど、まったく違いました(笑)。
―ミスコンで初めてしたことは?
撮影です。初撮影のときにその日すでに撮影していたエリカ様(4番の橋本江莉果さん)の慣れたポージングなど見て圧倒されちゃいました。
―日吉お披露目から今までを振り返ってみてどうですか?
意外と短かったです。はじめは半年ぐらい期間があって、結構長いので精神的に辛いかなと思っていました。けど、最近は6人全員で撮影や移動をする機会が増えて候補者同士かなり仲良くなったのでホント楽しいです!
―他の候補者はどういう人ですか?
金田さんは、一見クールで喋らない人かなと思いきやこだわりが強くて個性的な人で、特に食事に関してすごいです。人と違うオーラを醸し出しています。
舞子ちゃんは、人懐っこくて愛想がよくて、色んな嫌なことをストレスに感じずにプラスに吸収できる子で、ホントもてそう。
江莉果様は、裏表がなくて仕事に対して厳しくて自分をホント持っていて、お姉さまって感じでかっこいいです。
沙羅さんは、真面目かつ天然で、ほよよんとしています。見た目とのギャップがあって意外と抜けてます(笑)。この前ブログで巻き髪にしてみましたっていうきれいな写真があったんですけれど、よーく見てみると写真の下に「巻き髪にしてみました」と書いてあると思いきや「巻き毛にしてみました」て書いてあって大爆笑しました(笑)。沙羅さんに直接聞いたんですけど「え?巻き毛じゃないの?」て言っていて、根本的に間違っていることがあってかなりかわいいです。
華子さんは、すごく面白いし、ミスコンでものまねなどいろいろやらされてはいるんですけれど、落ち着いている一面も兼ね備えていて頭の回転が速いです。「女性」って感じの人です。
■いわゆる大学デビューです
―小川さんはどういう人ですか?
素直だと思います。ウソはつかないです。というよりもつけないです(笑)。あとはめっちゃ小さなことに喜んだり、いらついたりします。結構短気で、無計画で目標を立てられないんですよ。みんな将来の夢や目的があって勉強したり努力していても、私は常に目標がなくて今を生きている感じです。高校のときもそうだったんですけど、志望校を決めるときに将来の夢や行きたい大学とかも明確になくて、その時々にいいと思ったことに左右されていました。目的を持っている人がすごく輝いて見えて、夢とか目的を聞かれたときに明確に答えられない自分が恥ずかしかったです。でも、最近は変わってきましたね。目標を持って生きていけるようになりました。
―自分のチャームポイントは?
すごく心臓が小さいところ。ぶりっこっていうわけじゃなくて、ただの怖がりです(笑)。血とか死体が出る小説とかマンガとかホントに無理です。この前『容疑者Xの献身』を夜に読んでいて、眠れなくなってしまって「おかーさぁん」って感じでした(笑)。人って怖いと思ったら「キャーッ」とか奇声あげながらも恐る恐る見るじゃないですか。けど、私は怖いと思ったら見ることすらできないです。映画とかでも血が出るだけで無理なので、血が出ないようなアニメとか幸せモノしか見れません。ホントに引くぐらい怖がりですね。けど、これって全くチャームポイントじゃないですよね(汗)。
―理想の男性像は?
外見は背が高いのが必須です!私が168なのでヒール履いたら175ぐらい行くこともあるので、180cmあったら「バンザーイ、バンザーイ!」って感じです(万歳のポーズをしながら)。細い人とかはダメですね。マッチョな人で、「うーっす」て感じの人がいいです。身長以外の見た目に関しては特にこだわりはなくて、オーラがある人がいいです。特に優しいオーラがバンバンでている人がいいです。芸能人でいえば佐藤隆太さんです。
▲無理を言ってやってもらいました。
―高校時代はどのように過ごしましたか?
服装規定や携帯持ち込み禁止など校則がすごく厳しかったので、かなりダサかったと思います(笑)。高校ではバレーボール部に集中していて髪の毛も肩ぐらいまでしかなくて、今とはまったく雰囲気も違う感じでした。部活のために短くしていたんですけど、美容師さんに「本当に変になるよ?」って言われても「バッサリ切ってください」って言ったら、本当に変になったこともありました(笑)。高校時代は髪も染められず黒髪で、卒業の次の日に髪も染めたので、今の私はいわゆる大学デビューですね(笑)。
■あくまで自然体に頑張っていきたい
―理想の女性像は?
他人に頼りがちな面があるので、もっと自立したいです。悩みとかできても、すぐに周りに相談してしまって長くは悩むことがないんですよね。これからはもっと自分の中で消化して自立していきたいです。あと、もっと大人っぽくなりたいです。いつもパッと見では実年齢よりも上に見られるんですけど、しゃべるとホント「バカっぽいよねー」とか「幼いよねー」とかって言われちゃいます。もうちょっとまともに話せるようになりたいです。
―十分まともに話せていると思いますが(笑)。
―座右の銘に「虚心坦懐」とあるんですが、これは調べたんでしょうか?
調べました(笑)。座右の銘って四文字熟語じゃないといけないのかなーと思っていて、「素直」ってしたかったんですけれど、それじゃ2文字だったのでネットで検索して見つけました。
―最後の質問です。これからの意気込みをお願いします。
いつも同じことを言っているんですけれども、楽しんでやっていければいいと思います。あくまで自然体に頑張っていきたいと思います!
―ありがとうございました。
取材:川島碧、勝部一志