落書きされた地下鉄御堂筋線の換気塔=7月、大阪市北区(同市提供) 高さ16メートルの落書きで逮捕 容疑者は同志社大生大阪府警曽根崎署は21日、高さ約16メートルの換気塔の最上部に塗料で落書きしたとして、建造物侵入と建造物損壊の疑いで、兵庫県西宮市、同志社大生衣斐修二容疑者(24)を逮捕した。 「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 調べでは、衣斐容疑者は7月8日午後5時ごろから22日正午ごろにかけ、大阪市北区芝田にある市交通局の地下鉄御堂筋線芝田換気所の敷地内に侵入。所内に設置された換気塔の最上部に、塗料で大きく「EMCORI」と落書きした疑い。 同署が別の落書き事件で任意聴取したアルバイト男性(27)が、EMCORのペンネームを持つ人物を知っていると話し、携帯電話番号などから衣斐容疑者が浮上した。 衣斐容疑者は2005年12月に神戸電鉄の車体にEMCORと落書きしたとして、器物損壊容疑で06年2月に兵庫県警に逮捕され、起訴猶予となっていた。 残された落書きを消すには約180万円かかるという。
【共同通信】
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