2007.02.07都内23区内で貸し会議室などを運営する株式会社ファーストステップ(東京都渋谷区、吉野翔太郎社長)は、ネット上のバーチャル空間内に8階建ての貸し会議室ビル「ミーティングプラス SecondLife店」をオープンしたと発表した。
同店は、米リンデンラボが運営するバーチャル空間のサイト「SecondLife」内に出店したもので、バーチャル空間内の8F建てビルの全フロア床面積は約500坪。各フロアの利用料金は1時間あたりL$1(1リンデンドル)だが、空いている場合は、自由に使うことが出来る。
同店内では、セミナー会場や新入社員研修、展示会などにも利用可能。希望があれば、弁当の配達やパーティーの準備も同社のサービスと同様行う。ビル横の控え室には、誰でも24時間自由に出入りすることが出来るくつろぎスペースを併設。敷地内には企業看板スペースがあり、各スペースのレンタルも行っている。
参考URL
http://www.meetingplus.net/room_sl.php※セカンドライフとは
「セカンドライフ(Second Life)」とは、新しい概念の3Dオンライン・デジタルワールド。デジタルワールド内には、建物が建ち、モノが売られ、お金が流通する。ユーザーは自分のキャラクターを操作して、このデジタルワールド内を歩いたり、空中を飛行したりすることができ、ユーザー自身で土地を手に入れ、家や乗り物、映像配信やサービスを作り出すこともできる。
さらに「セカンドライフ(Second Life)」では、デジタルワールド内の貨幣を「現金化」することが可能。セミナーやライブの開催など、現実世界同様のサービス業で収入を得ることもできることから、アメリカではセカンドライフで年間数十万ドルを稼いでいる人もいると言う。1日の通貨流通量は、日本円で1億3000万円以上。