舛添要一厚生労働相は25日の記者会見で、看護師の確保や質の向上を目指し、直属の有識者懇談会を設置すると発表した。医療関係者や患者団体代表、学識経験者ら15人程度で構成し、早ければ年内にも報告書をまとめる。初会合は27日に開かれる予定だ。
舛添氏は「医療、看護の視点とともに、国民、患者の皆さんの視点も含めて広く検討したい」と述べた。懇談会では(1)看護職員の確保(2)新人看護職員の質向上(3)チーム医療の推進(4)看護教育のあり方−などをテーマに対応策を検討する。