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大韓サッカー協会、レーザー光線攻撃をFIFAに提訴

 大韓サッカー協会は24日、GK李雲在(イ・ウンジェ)=水原=がサウジアラビアの観客からレーザー光線を浴びたことについて、国際サッカー連盟(FIFA)とアジアサッカー連盟(AFC)に提訴したと発表した。

 同協会は「敵地で行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦サウジアラビア戦で、相手チームのフリーキックの際にGK李雲在が緑色のレーザー光線を浴びたことを証明する写真をFIFAに送った」と明らかにした。

 同協会は当時、現地を取材中だった韓国の写真記者からその写真を入手。被害を受けた李雲在の確認作業も行った。

 李雲在は試合後半、観客席から放たれた緑色のレーザー光線を3度受け、2-3秒の間視界がもうろうとしたため、レーザーの放たれた方向を指差し、主審に抗議した。

 AFCの授賞式出席のため中国・上海を訪問中の同協会の賈三鉉(カ・サムヒョン )事務総長も、AFCに関連意見を伝えた。

 同協会は「相手チームの選手の実力を落とすため、レーザーで攻撃するのは、FIFAのフェアプレー精神に反する。再びこうしたことが発生しないようFIFAに提訴した」と説明した。

 また、日本も9月6日のW杯アジア最終予選初戦のバーレーン戦で、選手らが観客からレーザー光線を浴びたたことから、再発防止を求める意見書をFIFAに提出している。

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

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