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10月の個人破産件数、再び1万件突破

 世界的な金融危機および実体経済の停滞の影響で韓国経済が停滞局面に入った中、個人破産の月別申請件数が3カ月ぶりに1万件を超えた。

 大法院(最高裁判所に相当)が24日に明らかにしたところによると、全国の裁判所で受け付けられた個人破産の申請件数は1万169件と、8月の8609件、9月の8786件に比べ大幅に増加した。特に前月比では9月が117件で2%、10月が1383件で15.7%と、9月のリーマン・ショック以降増加傾向を示している。

 大法院の関係者は「個人破産の申請がここ3カ月連続して増加したのは、経済危機のより個人の財政状態が悪化したため」と説明した。

 一方、個人再生(自身の所得で一定期間借金の一部を返済し、残りの借金を棒引き)の申請件数も、8月3373件、9月3802件、10月4322件と3カ月連続で増加した。

 LG経済研究院のソン・テジョン研究委員は「将来に対する見通しが悪いため、最近破産申請が増えている。実体経済の停滞が本格的に始まったばかりでもあり、今後さらに増える可能性が高い」との見方を示した。

クム・ウォンソプ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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