2008年 11月 24日
ファジアーノ岡山J2入り決まらず
サッカーJFLのファジアーノ岡山、Jリーグ入りの行方です。一つ下の5位のチームが24日、勝ったため、昇格条件の4位以内の確定が、今月30日の今季最終戦にもつれ込むことになりました。23日、岡山市の桃太郎スタジアムで行われたファジアーノ岡山ホーム最終戦。過去最多の約11000人の観客が訪れ、スタジアムはファジアーノカラーに染まりました。勝てばJ2昇格の条件となる4位以内が自力で確定する試合でしたが、惜しくも引き分けに終わりました。このため、J2昇格条件のクリアは現在5位で、ファジアーノを追うガイナーレ鳥取の24日の試合にかかっていました。しかし、ガイナーレが勝ったため、今月30日の今季最終戦にもつれ込むことになりました。ファジアーノが勝てば、自力で4位以内が確定、引き分けか負けの場合でも、ガイナーレが引き分けるか負ければ確定です。

倉敷市下津井で干しダコ作りが最盛期
旬の味覚の話題です。タコ漁で知れる倉敷市下津井地区ではタコの天日干し作業が最盛期を迎えています。倉敷市下津井の田之浦地区では空気が乾燥する毎年この時期に、住宅の軒先などでタコの天日干しが行われています。使用するのは生のマダコ。内臓を取り、竹で形を整えて、天日で干していきます。もともとは漁師の保存食だった干しダコですが、最近では土産物としての人気も高く、JR児島駅前にある岡山県漁連の直売所では年中販売されています。地元の漁協で組合長を務める吉本兼夫さんも、土産物用などに毎年、500匹ほど作っています。天日干しの作業は2週間にわたって行われ、天日干しと陰干しを交互に繰り返すことで適度に水分を残した干しダコが出来あがります。食べる前に5分ほど水につけて焼くとふっくらとおいしく仕上がります。天日干しの作業は来月上旬まで続きます。

岡山市でママさんバスケットボール大会
家事や仕事で忙しいママさんたちが、バスケットボールを通して交流を深める大会が、岡山市で開かれました。これは、ママさんたちで作る中国地方のバスケットボールチームが参加して、毎年、開かれているものです。24日は、20代から50代の27チーム約350人が参加しトーナメント方式で熱戦を繰り広げました。普段は、仕事や家事に忙しいママさんですが、大きな声を掛け合いながら機敏なプレーを見せていました。岡山県ママさんバスケットボール連盟では、バレーボールに比べて知名度が低くチーム数も少ないので、この機会を通して交流の輪を広げていきたいとしています。

岡山市でペタンク交流大会
年齢や性別を問わず気軽に楽しめるフランス生まれのスポーツ、「ペタンク」の大会が24日、岡山市で開かれました。大会には岡山市内の55チームに所属する7歳から81歳までの男女合わせて165人が参加しました。ペタンクは2チームが交互に6メートルから10メートル離れた目標の球にめがけて鉄のボールを投げ、どれだけ近づけられるかを競うスポーツです。ルールが簡単で、年齢や性別を問わず楽しめることから、生涯スポーツとしても注目されています。岡山県ペタンク協会によりますと、ペタンクは17年程前から県内で普及が始まり、県内の競技人口は600人前後ということです。

香川漆器の創始者、玉楮象谷一門展
国の伝統工芸品にも指定されている香川県の特産香川漆器の創始者、玉楮象谷の作品を集めた展覧会が、倉敷市の野崎家旧宅で開かれています。玉楮象谷は高松市出身で、明治時代に中国から伝わった漆芸の技法から独自の技法を編み出し、香川漆器の基礎を築きました。今回の展覧会は、今年、瀬戸大橋が開通20周年を迎えたのを記念して開かれたもので、会場に並ぶ15点の作品は全て初公開です。朱蒟醤楕円型卓と呼ばれる作品は、彫刻刀で模様を彫った後、漆を何重にも塗り重ねる蒟醤と呼ばれる技法が使われています。このほか、会場には象谷が愛用した皿などの品や、弟子3人の作品も展示されています。この展覧会は倉敷市の野崎家旧宅で今月30日まで、開かれています。

うどんネクタイに新色加わる
讃岐うどんのブームアップを図ろうとおととし発売され、売れ行きが好調なうどんネクタイに新たに3つの色が加わり、販売が始まりました。うどんネクタイはおととしの11月から1本3500円で7種類が販売されています。新たに加わったのはシャンパンゴールド、ミスティグレー、プラチナシルバーの3色で、今月10日から追加販売が始まりました。香川県によりますと今月上旬までの売り上げは4000本余りと好調でプレゼント用に購入するケースが多いということです。また、オリーブ植栽100周年を記念しておととしから販売されているハンカチーフも来月から3色追加販売される予定です。うどんネクタイは栗林公園や県内のJRの主要駅のキヨスクなどで販売されています。

高松市にクリスマスタペストリー
クリスマスまであと1カ月となりました。クリスマスのネオン・タペストリーが高松市のビルの外壁にお目見えしました。巨大なタペストリーが飾られているのは高松市塩屋町にある「手芸センタードリーム高松本店」の5階建てのビルです。タペストリーには約1000個の電球や総延長470bのLEDが入ったチューブでクリスマスツリーやサンタクロースが描かれ、道行く人を楽しませています。かつては問屋街として栄えた町ににぎわいを取り戻そうと、6年前からこの時期に飾られています。クリスマスの雰囲気を演出するこのタペストリーは、来月25日のクリスマスまで飾られ、毎日、午後5時から午後11時まで点灯されます。