2008年11月24日 23時3分更新
真庭市蒜山の伝統料理で、そば粉やよもぎなどで作った生地でこしあんを包んだだんご、「やきんぼう」を作る料理教室が開かれました。
「やきんぼう」は真庭市蒜山の津黒地域の伝統料理で、かつては米の収穫が終わったこの時期にくず米を利用して作られていました。
料理教室には、県内外から親子連れなど15人が集まり、地元の人たちから「やきんぼう」を作る手順を教わったあと、はじめに「やきんぼう」の生地作りに挑戦しました。
参加者たちは、鍋に煮立ったよもぎのなかに地元で作られた米粉とそば粉を少しずつ入れて煮詰めたあと、鍋から出して冷まし、手でこねて生地を作りました。
そして、こしあんを包んで炭火の網でじっくり焼くと、軽く焼き色がついてふっくらとしただんごに仕上がりました。
参加した女性は、「とってもおいしいです。ぜひ帰ってから作ってみたいです。」と話していました。