2008年11月24日 23時3分更新
米の消費拡大につなげようと小麦粉のかわりに米をすりつぶした米粉を使ってケーキを作る教室が倉敷市で開かれました。
この教室は、米の消費が減少する中、米粉の活用方法を知ってもらうと中国四国農政局が開いたもので、地元の親子らおよそ20人が小麦粉のかわりに米粉を使ったシフォンケーキづくりに挑戦しました。
米粉は粒子が細かいため、ふるいにかける手間が省けるだけでなく、卵や水と混ぜる時間を細かく調節しなくてもよいため、お菓子づくりの経験のない人でも比較的簡単にスポンジを作ることができます。
参加した親子はハンドミキサーを使って米粉を卵としっかり混ぜ合わせて生地を作り、オーブンで20分ほどで焼くと会場には香ばしい香りが広がっていました。
米粉は小麦粉よりも水分を多く含むため出来上がったシフォンケーキもしっとりとした食感になり腹持ちもよいということです。
参加した主婦は「スポンジがもちもちとしておいしそうです。
小麦粉と同じように使えるので作るのも簡単です」と話していました。